徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

セグロセキレイの白変種

2021-10-16 | 野鳥
昨日、近くの公園でセキレイの白変種を撮影しました。
白変種とは色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体をいいます。
ちなみに代表的な白変種にホワイトタイガーやホワイトライオンがいます。

過去にこの公園で何度か白変種を撮影していますが、体の黒斑の模様が異なっています。
頭や顔は白く、体は白が基調で黒い斑が混ざっています。
鳴き声と他のセグロセキレイと行動を共にしていることから、セキレイでもセグロセキレイの白変種と思われます。
また、瞳孔は黒く、瞳孔が赤く透けて見えるアルビノとは異なります。







尾羽を上下にピコピコと振る動作はセキレイ類の特徴です。





水を飲みに来たところです。









ウミネコ

2021-10-14 | 野鳥
ウミネコは留鳥で、日本各地で一年中見ることができます。
鳴き声が「ミャーミャー」とネコに似ていることが名前の由来になっているそうです。
また夏から秋にかけて、餌の魚を追って移動するため、漁師には漁場を教えてくれる鳥として大切にされてきました。


虹彩が黄色く目つきが鋭く見えます。




















バンの幼鳥

2021-10-13 | 野鳥
バンの成鳥の夏羽は額板といって額には肉質の赤い部分がありますが、幼鳥は額板の形成が不十分で赤くはありません。
脇には白斑があり、黄緑色の脚と白い下尾筒が目立ちます。
















足趾は太くて大きく、ぬかるみでも沈みにくい構造になっています。

成鳥のバンについての以前の記事は↓



ツバメの飛翔

2021-10-10 | 野鳥
ツバメは平均時速40〜50kmで飛び回ると言われ、飛行速度を急激に落としたり急旋回したりできる高い飛行能力を持っています。
この時期、数は減っては来ていますがまだ畑や草地などの上空を飛び回るツバメを見かけます。


















首をかしげるカワラヒワ

2021-10-09 | 野鳥




しきりに首をかしげている仕草は可愛らしいです。
ちなみに人間の目は顔の正面についていて両方の目で焦点を合わせて物を見ますが、小鳥の目は顔の側面についているために何か気になったものがある時は首をかしげて、どちらか片方の目でしっかりと見ようとするようです。


















モズの高鳴き

2021-10-07 | 野鳥
秋になると「キィー キィー キチキチキチ」といったモズの甲高い鳴き声が聞こえてきます。
モズは秋から冬にかけて雌雄問わず一羽で縄張りをもちます。
モズの高鳴きはこれから越冬するにあたってのいわゆる縄張り宣言です。


過眼線が黒くオスです。
クチバシの先端は鉤状に曲がっています。







小さな猛禽類とも言われていますが、こんな風に茎にしがみついている姿は可愛らしいです。



前方に虫が飛んでいて、視線が釘付けになっているかのようです。






ちなみにモズの高鳴き75日といって、モズの高鳴きを初めて聴いてから75日後に霜が降りると言われています。

ミサゴの飛翔(5)

2021-10-06 | 野鳥
ミサゴのホバリングのシーンからです。










違ったアングルからです。

ミサゴの飛翔姿は美しく躍動的です。
また翼のタカ斑模様は青空によく映ます。


ホバリング中は狙いを定めているせいか、頭の位置は固定されています。












秋のノビタキ

2021-10-05 | 野鳥
ノビタキ(野鶲)は名前のとおり野原を好み、夏の高原を代表する小鳥ですが、春と秋の渡りの時期には平地の田畑や河川敷などの開けた環境で見られます。


ノビタキはてっぺんにとまる傾向があり、セイダカアワダチソウの先にとまっています。

秋のノビタキは冬羽をしており、頭や体上面が黒い夏羽とは様相が全く異なります。



ススキの茎にしっかりとしがみついています。














稲刈り田のキジバト

2021-10-03 | 野鳥
キジバトは留鳥で一年中観察できる身近な鳥です。
一般的に鳥は餌が豊富な時期にしか繁殖できませんがハト類はピジョンミルクといって体内で産生する分泌液をヒナに与えて育てるので年中繁殖できます。

稲刈りの終わった田んぼで採餌中のキジバトです。

背中のグラデーションのかかったウロコ模様がきれいです。
また首の横縞模様がアクセントになっています。


















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