大陸旅遊倶楽部的日記

三国志・水滸伝・史記の旅と中国茶のほかモロモロ…

楽山大仏 その⑤

2017年12月10日 | 中国の旅

八仙洞埠頭から出ている遊覧船は70元(1120円)。
切符を購入した後は、入口のおじさんに指定された船に乗り込み
出航を待つ。 

▼埠頭から楽山大仏方面を眺める

乗客が一定数集まると出航する模様。

大仏が穿たれた凌雲山に向かって進む。

大仏は足先から見えてくる。
遊覧船は大仏の前を往復してくれるので、シャッターチャンスは
往復分。 

行きはその大きさに圧倒されて見とれるが。

帰りは必死の形相で写真を撮り続ける(笑)。

楽山大仏は楽山市の岷江(びんこう)、青衣江、大渡河の
合流点にあり、岷江の東岸、凌雲山の西壁に位置する凌雲山の
棲鷺峰の絶壁に掘られた弥勒坐像で、凌雲大仏とも言う。

「嘉州凌雲寺大仏像記」によると大仏は唐の開元元年(713年)に、
僧の海通が開削し、貞元19(803)年に剣南西川節度師の韋皐(いこう)が
完成させた。
高さ71m、肩幅24m。頭は凌雲峰と同じ高さで、足は岷江を踏む。
治水祈願のこの大仏は、当初十三層の木造の伽藍に覆われていたが
明代末期に焼失したらしい。

大仏の足の甲には百人が乗れるというふれこみで、
昔は中国人観光客が足の甲に登って写真を撮るのが定番だった。

何度見ても、やっぱり大きいね〜。

遊覧船から望む楽山大仏は圧巻。
実際のところ、凌雲寺に入るより遊覧船で眺める方が
迫力ある大仏が見られていい気がする。