むしむし

ちっぽけな虫のような私。でもしぶとく生きてま~す♪

東北(福島、宮城)へ その2

2011-08-19 23:20:18 | 

仙台津波災害ボランティアセンター、岩沼災害ボランティアセンター
そして亘理災害ボランティアセンターにお世話になり
泥出し、泥洗い、仮設住宅各戸へ広報誌配布等をさせてもらいました

沿岸部の宿泊施設は被災者、工事関係者等で空きがなく
大枚はたいて、秋保温泉のホテルに連泊、沿岸部まで通いました
宿泊したホテルも地震で使えない箇所が多々あり、
工事関係者もたくさん泊まっていました
往復2時間半以上を助手席にただ座り、主婦業も休んで太っちゃいました



大したこともしていないのに、疲れて9時には就寝するので
朝は4時頃に目覚めてしまいます なんて健康的なんでしょう

ボランティアで出会った人の中に山形県東部の農業高校の先生がいました
「稲作担当で生徒と米作りしているんだけんど、この米は食べる人がいるのかと…」
普段からお茶飲み話で「風評被害出てるね。私たち50~60代以上は食べるよね。」
って話している事、一人ずつの消費量は少ないけど仲間と買うってアドレスを渡しました
新学期になったら出来たら食べると待ってる人がいる事を高校生に伝えてほしいな!

ボランティア後の空き時間には、子どもたちが集まっている所を探して
夢ふうせんの仲間から託されたバルーンで一緒にわいわい遊びました
地元のボランティアさんのアドバイスで訪ねた児童センターでは70人!
「ねぇ、剣作って!」   「おじさんは作れないんだよ」
夫も慣れない場面に精一杯の笑顔で頑張っていて、これにはちょっと感動

最後の日は福島の飯坂温泉に泊まってゆっくり帰るはずでしたが
ボランティアの関係で4日まで活動することになり、
最後の日は飯坂温泉から亘理町まで東北道を走って戻りました
最初の日に宿泊した宿が取れずに偶然探した宿だったのですが、
この「なかむらや」、ここがまたすごかったのです
http://www.chuokai-fukushima.or.jp/iizaka-spa/nakamuraya/



江戸館、明治館と、造られた年代の名前が付いていてまるで博物館のようでした
江戸館が地震で使えなくなり、明治館で限定2組を受け入れているそうです
鍵を付けるために戸を替えることをしていないので、1フロア1組!
夜中に目覚めたら、旧堀切邸の庭からアオバズクの鳴き声が聞こえてきて
頑張ったご褒美にいただいたと思えた素敵な一夜でした
亘理町へ戻るために早く出ましたが、いつかゆっくり泊まりたいと思います


出会ったひとりひとりからたくさんのものをいただいた貴重な6日間
被災地はまだまだまだまだの状況で、とにかく毎日を頑張ろうと思います
コメント (4)
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