東京に母を迎えに行き、千葉県佐原に向かいました
水運で「江戸優り(えどまさり)」と言われるほど栄えていた佐原。
昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多いという小野川沿い。
まずは、小野川の舟めぐりに乗船。
船頭さんの案内でのんびりゆったり江戸風情が残る風景を楽しみました。
下船し船頭さんからの情報で油茂製油へ。玉絞り和紙濃しで製造の、極上品です。
お昼は、数少ない炭火焼きの鰻の名店山田うなぎ店へ。佐原はうなぎが有名なんです。
注文してから裂いて蒸して焼くので1時間以上待たされましたが待つ価値は十分ありました。
正上、天保3年(1832年)建築当初、醤油製造。戦後は佃煮の製造販売。
正文堂、明治13年(1880年)黒塗り土蔵造り。佐原の土蔵は厚みがすごい!
中村屋呉服店、明治25年(1892年)完成に2年以上かかった土蔵造り。
左から福新呉服店、明治28年(1895年)。小堀屋本店(蕎麦)、明治33年。
三菱館、大正3年(1914年)、のちに三菱銀行に吸収される川崎銀行として建築。
まちのあちらこちらに、伊能忠敬を大河ドラマに~と昇り旗が
伊能忠敬は九十九里町で生まれ、佐原の大商家伊能家に17歳で婿入り49歳で隠居。
隠居後に本格的に学び、全国測量を行い、73歳で亡くなったそうです。
3年後に弟子たちの努力で地図が完成するのですが、すごいセカンドライフです。
< つづく >