貞昌院のご住職から伺ったのですが、日本人は仏教が伝来する以前から
亡くなった人は西の方角にある彼岸に行くと考えていたので、
真西に太陽が沈む秋分(春分)の日は、彼岸との距離が近い日と考えていたそうです。
故人を偲び、お彼岸の日にお墓参りをするという風習はそんなところからきているようです。
お墓参りを予定していた秋分の日はあいにくの雨、思い立って温泉に浸かりに行きました。
出かけたのは檜原村の蛇の湯温泉。檜原村は東京都でただ一つの村。
雨は止んでいたので、温泉の前に近くの都民の森に寄ってみました。
案内板にある森林館って何だろうと歩き始めました。
雨に濡れた花や可愛らしい虫が、雨の水滴をまとっていました。
でも毒毛があるので要注意、触ってはいけないナシイラガの幼虫でした。
(検索してたった今分かりました。)
ノハラアザミ、ツリフネソウ、クサボタン、キツリフネ、セキヤノアキチョウジ、カメバヒキオコシ、
タマアジサイ、アキノキリンソウ、ホトトギス、ツリガネニンジン、マムシグサは実になっていました。
ぶれたりピントが甘かったりで、ボツ写真がほとんどでした
でも、夢中でシャッターを押している時が幸せなのであります
たどり着いた森林館、なかなか楽しそうなところでした。
職員の方の熱心なお話、レストランのスタッフのおばちゃんたちのお話、
ゆっくり伺っているうちに降り始めた雨も止み、三頭大滝を見に行くことに。
瀧見橋まで往復1時間ほど、ウッドチップが敷かれている散策路をゆっくり歩きました。
< つづく >