シーギリヤロックの頂上は1.6ヘクタールもあって、プールまであるんです。
7年かけて頂上に王宮を作り自分の玉座を置き、11年後に弟が攻めてきて自害したとか。
弟はここを仏教の僧に寄進し、元のアヌラーダプラに都を移したそうです。
5世紀後半に作られた王宮や兵舎などは木製なので、今はレンガの土台のみ。
岩の形に合わせてレンガをうまく重ねています。すごい!
そして、兵舎跡で出会ったのが、何と!カメレオンです。
動くときはしっぽを真っ直ぐに、停まるとくるっと。
オジギソウや小さな花も咲いていました。
周りはとても深いジャングルです。ここに都を作るには水がカギとなったそうです。
ハスの水路からの一本道が見えました。
階段のたたきの所には一枚板のように大きなきれいな石が置かれています。
帰りはあっという間に下ってしまいちょっとあっけなかったです。
2009年にJICAがシーギリヤにおける地域主導型観光振興プロジェクトとして
建てたシーギリヤ博物館に寄りました。福田武夫元首相の名前が出ていました。
たくさんの観光客が押し寄せているのに地元への恩恵が全くなかったそうです。
JICAは地元経済への還元のため楽しめる体験型博物館の運営ノウハウを
伝える等の人材育成やトイレ、道路の整備など、様々な支援を行っているとか。
博物館の畔には水路や池がありました。
日本の京都・奈良のようにスリランカの子どもたちが見学に来るシーギリヤ、
日本の支援が活かされていることにちょっと嬉しくなりました。
< つづく >
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