先月、友達のお姉さんが上海に遊びに来た時、何気に彼女が
’美しい国って???どこ??と思ったらアメリカだって妹に言われてびっくりしました’
そうそう、日本語でアメリカは漢字表記で’米国’同じ漢字の国なんだけれど中国語では’美国’と書きます。
最近丁度教科書に国名が沢山表記されているページを勉強した時、その話を話題に出し、二人で改めて色んな中国語の国名をじっくり見て、日本語の漢字表記と比べてみた。
お互い思いついた国名はほとんど日本語でも中国語でも同じのものか、お互いの国の発音に近いものの当て字だったりでほとんど何気なく納得できるものだったのだけれど、この’アメリカ’だけは 米国=美国 に違和感をぬぐえず
’調べてみよう!’
という話になった。
ぴんぽーん!
(以下、興味のない方はスルーして下さい)
・米国の由来
中国の思想家、魏源による著書’海国図志’の中で外国という意味の’弥夷’の弥を用いて’弥利堅合衆国’と書いていたのが、やがてより親しみがあり書きやすい米(どっちにしろ、発音の当て字か?それから、弥という字はあまり良い意味ではないからという説もある)を使って’米利堅’となり一文字表記では米国となった。らしい。私が調べたなかには亜米利加の米、という短絡的な説もあったが、私たちの中ではこんな感じで落ち着きました。
・美国の由来
その昔、世界地図作成の為に宣教師(英語の話せる中国人)の’り ま とう’さん(すいません、日本語表記がわかりません)がアメリカ合衆国を’亜黒利加合衆国’と表記したのが始まりですが、この漢字ってあまり感じの良い表記ではないので(特に亜は悪い意味で二番目という意味)1858年の天津条約(1885年の日本に関係ある天津条約じゃ無いよ)締結の際の公式文書内で'大亜美理駕’としたものを縮めて’大美国’’美国’となったらしい。
ちなみに、現在正式文書内では’美利堅合衆国’と書くそうです。
(おまけ)
もうひとつ私が納得できなかった国名が旧ソ連を表す’ロシア’
日本人耳で聞くと’ウロス’と聞こえます。ロシア語は知らないけれどロシア語のロシアはウロスだそうで、モンゴル語表記で’俄夢斯’だそうです。より、ネイティブな漢字表記なのには、お互いの両親が戦後生まれながら日本人である私の両親たちは英語教育を、中国人である先生の両親たちはロシア語教育を受けてきた背景も見え隠れして、そんな私たちが中国語と日本語でこんなことを会話しているのも不思議でした。
’美しい国って???どこ??と思ったらアメリカだって妹に言われてびっくりしました’
そうそう、日本語でアメリカは漢字表記で’米国’同じ漢字の国なんだけれど中国語では’美国’と書きます。
最近丁度教科書に国名が沢山表記されているページを勉強した時、その話を話題に出し、二人で改めて色んな中国語の国名をじっくり見て、日本語の漢字表記と比べてみた。
お互い思いついた国名はほとんど日本語でも中国語でも同じのものか、お互いの国の発音に近いものの当て字だったりでほとんど何気なく納得できるものだったのだけれど、この’アメリカ’だけは 米国=美国 に違和感をぬぐえず
’調べてみよう!’
という話になった。
ぴんぽーん!
(以下、興味のない方はスルーして下さい)
・米国の由来
中国の思想家、魏源による著書’海国図志’の中で外国という意味の’弥夷’の弥を用いて’弥利堅合衆国’と書いていたのが、やがてより親しみがあり書きやすい米(どっちにしろ、発音の当て字か?それから、弥という字はあまり良い意味ではないからという説もある)を使って’米利堅’となり一文字表記では米国となった。らしい。私が調べたなかには亜米利加の米、という短絡的な説もあったが、私たちの中ではこんな感じで落ち着きました。
・美国の由来
その昔、世界地図作成の為に宣教師(英語の話せる中国人)の’り ま とう’さん(すいません、日本語表記がわかりません)がアメリカ合衆国を’亜黒利加合衆国’と表記したのが始まりですが、この漢字ってあまり感じの良い表記ではないので(特に亜は悪い意味で二番目という意味)1858年の天津条約(1885年の日本に関係ある天津条約じゃ無いよ)締結の際の公式文書内で'大亜美理駕’としたものを縮めて’大美国’’美国’となったらしい。
ちなみに、現在正式文書内では’美利堅合衆国’と書くそうです。
(おまけ)
もうひとつ私が納得できなかった国名が旧ソ連を表す’ロシア’
日本人耳で聞くと’ウロス’と聞こえます。ロシア語は知らないけれどロシア語のロシアはウロスだそうで、モンゴル語表記で’俄夢斯’だそうです。より、ネイティブな漢字表記なのには、お互いの両親が戦後生まれながら日本人である私の両親たちは英語教育を、中国人である先生の両親たちはロシア語教育を受けてきた背景も見え隠れして、そんな私たちが中国語と日本語でこんなことを会話しているのも不思議でした。