ぐっすり眠ったと思っても・・・。
小雨の中、買い物へと行って、家に着いた時の事でした。
車から荷物を降ろそうとすると、どこからかラブカンが中に入って来ました。
一旦荷物を家の中へと運んで、ラブカンを迎えに行きました。
ラブカンは家でごはんを食べて、椅子の上で眠り始めました。
足の傷はすっかり乾いて、毛が生えてくれば完治のようですが、
体中が埃で汚れて、ゴワゴワで、ちょっと雲石斎な臭いがして来たので、
外見からでもどうにかして元の王子様に戻ってもらいたいと
使っていない櫛でブラッシングしました。
以前、家に長い時間いた時もそう好きではなかったようですが、
右側半分を梳かして、ひっくり返そうとしたら、
「ぶみゃあ~!」
と言って椅子を飛び降り、ドアへと直行してしまい、
出て行ってしまいました。
・・・ラブカンにとっては余計なお世話だったのでしょう。