人間関係いろいろ切り捨てた私の元にも今年も年賀状が何枚か舞い込みました。
面倒なので表書きと図柄は家族のを印刷する時についでに印刷してもらい、くれた人にだけ返事を出します。
添えるのは一言だけ。
「本年もよろしくお願いいたします」
こんな木で鼻をくくったような賀状を出し続けているのに、まだ年賀状をくれる人がいます。
今はどの家庭でも宛名をデータベースに入れて機械的に印刷しているのでしょうね。
私からどんなハガキが来たかなんて覚えていないのかもしれません。
毎年出していたものを、やめる、っていうのも勇気が要りますし。
この季節は何かと憂うつになります。自分に友達がいないという事実を突きつけられるからです。
いえ、だからって別に友達が欲しいわけではないのです。
本当のことを言うと、私はあまり友達が欲しいとは思いません。
おしゃべりが苦手だし、うわさ話には興味がないし、何気ない言葉にも傷付きやすいからです。
息子が登校していた頃はママ友がいたし、登校できなくなってからも、
ランチに誘われれば出かけていって愚痴を聞いてもらったり、学校の様子を聞いたりしていました。
私までママ友と付き合うのをやめてしまったら、息子を学校とつなぐパイプが断たれてしまうのではないかと焦っていたのです。
私が人間嫌いなせいで、息子まで社会にとけ込めないような気がしてしまうのです。
この前、怖い夢を見ました。年賀状のせいかもしれません。
ラインに即レスしないでいたら、ママ友が家に乗り込んできた夢です。
「なんだ、いるんじゃない」
夢の中のママ友は、どうしようもない常識知らずを見るような目で私を眺め、
「それならそれで、リンク貼っといてください」
などとよく分からないことを言いながら家に入ってこようとしました。
実は私は年末ろくに掃除もしていなかったので、家の中がひどく散らかっているのです。
こんなところを見られたらまたどんな噂を流されるかわかったものではありません。
即レスを求める権利も、もちろん家に押し掛けてくる権利もママ友にはないのに、まるで理屈が通じないのです。
「ちょっ待っ……」
必死で押しとどめようとしたところで目が覚めました。
夢のせいで、嫌な汗をびっしょりかいていました。
面倒なので表書きと図柄は家族のを印刷する時についでに印刷してもらい、くれた人にだけ返事を出します。
添えるのは一言だけ。
「本年もよろしくお願いいたします」
こんな木で鼻をくくったような賀状を出し続けているのに、まだ年賀状をくれる人がいます。
今はどの家庭でも宛名をデータベースに入れて機械的に印刷しているのでしょうね。
私からどんなハガキが来たかなんて覚えていないのかもしれません。
毎年出していたものを、やめる、っていうのも勇気が要りますし。
この季節は何かと憂うつになります。自分に友達がいないという事実を突きつけられるからです。
いえ、だからって別に友達が欲しいわけではないのです。
本当のことを言うと、私はあまり友達が欲しいとは思いません。
おしゃべりが苦手だし、うわさ話には興味がないし、何気ない言葉にも傷付きやすいからです。
息子が登校していた頃はママ友がいたし、登校できなくなってからも、
ランチに誘われれば出かけていって愚痴を聞いてもらったり、学校の様子を聞いたりしていました。
私までママ友と付き合うのをやめてしまったら、息子を学校とつなぐパイプが断たれてしまうのではないかと焦っていたのです。
私が人間嫌いなせいで、息子まで社会にとけ込めないような気がしてしまうのです。
この前、怖い夢を見ました。年賀状のせいかもしれません。
ラインに即レスしないでいたら、ママ友が家に乗り込んできた夢です。
「なんだ、いるんじゃない」
夢の中のママ友は、どうしようもない常識知らずを見るような目で私を眺め、
「それならそれで、リンク貼っといてください」
などとよく分からないことを言いながら家に入ってこようとしました。
実は私は年末ろくに掃除もしていなかったので、家の中がひどく散らかっているのです。
こんなところを見られたらまたどんな噂を流されるかわかったものではありません。
即レスを求める権利も、もちろん家に押し掛けてくる権利もママ友にはないのに、まるで理屈が通じないのです。
「ちょっ待っ……」
必死で押しとどめようとしたところで目が覚めました。
夢のせいで、嫌な汗をびっしょりかいていました。