
お知らせを見て、ご近所での開催だし
行きたいよ〜と言ってみたら
ちかさん来るような内容じゃありませんから、とやんわり。
しょうがないので会社の同僚ちゃんと
小1のお嬢さんのMちゃんをナンパ。
ついでにSNSで呼びかけ、元ミサリング生徒だったUさんとママも参加。
そんなわけで彼らを見学しに行きます、と言うと
せっかく来るのでしたら参加してください、と。
やっとだよ。もう。
それにしてもこの内容でこの価格、なんでだろうと思ったら
その前のイベントでお会いした時、内部事情を聞いて納得。
棲むべき棚に棲まないとね、本当にそうだよ。
駅での待ち合わせにだいぶ早く着いたので
会場までの道など確認したりしていたら
チャリで颯爽とやって来るUさん親子に遭遇。
「ここら辺はよくお父さんと走るんです、
こないだは大黒ふ頭で豆アジたくさん釣って、」
とマシンガントークのUさん。
相変わらずのキュートな奴。
そろそろMちゃんらも着くかなと
改札まで上がって行くと
「ママはやく!もう!」と
大騒ぎで翔って来る女の子。
夏休みの子どもってなんだってこんなに
愛すべき存在なんでしょうか。
わらわらと到着し、身支度して手を洗う。
荷物を置くためのマットや、子どものための踏み台など
全部ゆっこちゃんの持ち込み。えらい。
お家での再現性を考え、道具は製菓用でなく
施設備え付けのありふれたボウルや泡立て器。
まずはゆっこちゃんの自己紹介。
改めて聞くと、ゆっこちゃんって
本当に色々なお仕事を経験しているのね。
それからデモを見る。
なぜ粉にお砂糖を混ぜておくのか、
なぜ卵にお砂糖を入れたらすぐ混ぜなきゃいけないか、など
丁寧に説明してくれる。
小数点以下の計量には100均で手に入るアレを使えばいい、とか
目からウロコ。

カップに生地を流すのはちょっとコツがいるので
「みんな先生の後ろの方から見てね」と声かけ。
オーブンの天板の形による出来上がりの違いとか
温度設定とか、勉強になることがたくさん。
そして実習。さすがUさん、昔取った杵柄。
Mちゃんは、できなーい、わかんなーい、熱いー、
とペアのお姉さんに頼りっぱなし。

カップへ注ぐのにスプーンでちょっとずつ。
ちっちゃい子あるある。
オーブンに入れたら
みんなでお片づけ。
Uさん、古布はないのかとママに聞いたらしい。
さすがミサリング育ち。
予定より早く出来たので、ゆっくり質問タイム。
パティシエになりたい子はいる?と聞いたら
みんな違う夢を持っていた。
何になるにしても、大事なことは、と
ゆっこちゃんの話を真剣に聞く子どもたち。
幅広い経験値を持つゆっこちゃんならではの
アドバイスをもらえて、今すぐにはピンと来なくても
きっと後で思い出して感謝すると思う。
さらに時間があるので続く質問タイム。
「ご当地もので好きなものはなんですか」と聞かれ
目を落としそうに大きく見開くゆっこちゃん。
子どもって突拍子もないこと聞くよね。
ミサリングでも見る光景だわ。

帰宅してマドレーヌを食べたムスメが
ゆっこちゃんのお菓子の味だ、と嬉しそう。
使ってる素材などは違うけれど
しっとりきめ細かく味わいの際立つ感じが
ゆっこちゃんなんだって。
みんながおうちで教わった通りに
マドレーヌを作って食べたら
その度に今日の楽しかった時間を
思い出すんだろうな。
ゆっこちゃん、ご一緒したみなさん、
ありがとうございました。