キレイになるって大変だ！

日曜日
久しぶりにお会いした女性が
ホントにキレイになっていて

いや、噂じゃ聞いてたんだけど
ここまでか！！と驚き

月曜日、全く違う目的で
お昼休みに行った
ドラッグストアで
買っちゃった


酵素！


彼女は断食ダイエット
三日間敢行したんだった


でも、食い気で生きてるわたしは
ちょっとためしに
いちにちガマンできるか
トライすることに


会社戻って、ドリンク飲み

家帰って、飲み

寝て起きて、飲み

会社のお昼休みに、飲み


胃袋がふだん、消化に使う
エネルギーを
代謝に使うよう、仕向けるらしい


こんな効果があるよ、
と、さまざまから聞いた話と
実際のわたしを比べると


・体が軽くなる
→足がふわっふわしてる感触

・二日目、頭痛くなる
→どーーんよりした脳みそ
思考能力が落ちたみたい
買い物帰り、バスケットのまま
外に歩き出てしまうし！

・感覚が鋭敏になる
→いつもがまんできる会社の
くそまずい珈琲が飲めなくなった

・体の悪いところが治る
→続けたら、あるかもしれないな


今日は帰り道、うきうきしながら
ドラッグストアへ
(そればっかり)

小さい頃から超絶だいすきな
ガーバーベビーフード
レバーペーストを探して


ない！！
号泣


しかたないので
コーンやさつまいも、かぶを
豆乳でことこと煮て
スープを作った


どれもこれもとろける甘さ
食べることのみに
集中するしあわせなひととき


は、いいんだけど

ふきこぼした
レンジ台


始末しなきゃ
涙

ヨコハマ*すかいすくれいぱー

カメラ持ってみんなでお散歩
桜木町編

紅葉に暖色の灯り
あたたかそうな
ランドマークタワー

8年前、営業やってたころ
本社の打ち上げで
ここの最上階にいて

よその事務所の仲間に
「最近契約したへんな奴」
の話をしてた

打ち合わせすんのに
いいレストラン予約しましたから！
って
行ってみたら、がらっがらの
ジョナ○ンだったとか
早く帰りたいのに
行きつけの美味しいカフェが！
って
つれてかれたのがドトー○とか
契約の大事な打ち合わせの間
二時間ばかりずーーっと
飼い犬に吠えられ続けたとか
いざ研修開始！となったら
車で一通逆走し警察つかまってどたきゃんとか

相当うけまくって楽しんでたのに

帰りに高速エレベータのなかで
先輩がぽつりと

「このエレベータうちの父が作ったんだ」

って！！

みんな持っていくんだもんなぁ
先輩ってずるいよ


カメラ構えて見上げていたら
そんなしょうもない記憶が
まるで忘れてた引き出し奥から
ひょいと飛び出してきた


たぶんこういうの
ずーっとしまってあって
たまーに目にして驚いて
また、しまっちゃうんだろうな


師匠が、今度は
東京タワー撮りにいこうよって


カメラ越しに見上げたわたしに
今度はどんな記憶が
転がってくるんだろう

秋桜をチャンピオン風に歌う男。

毎月第四金曜は
珈琲文明 弾き語りライブ

今月のテーマは
まるで小説を読み終えたかのような余韻

オープニングは
この世の終わり

いいなあ
切ないなあ

と
ひたひたしてたら

赤澤マスターが
「ストーリーのある曲といえば
さだまさしだとおもうんですよね」

と語り出し

山口百恵の歌った秋桜を、と
いいながら
なぜか
アリスのチャンピオンの話をはじめ

マスターのMCは
話がぽーんと飛ぶので
ついていくのが大変

で、どこに落ちるのかなーと
おもっていたら

タイトルの通りだった！

最後

♪ライラライラライラライラライ♪

って

みんな爆笑
マスター会心の笑み

わたしもギター弾けたらなぁ
自由自在に好きな歌を
好きなように歌えるのに

そんな
マスターの変幻自在好き勝手ライブ

いちど聴いたらやみつき
(たぶん)

栗の実煮てます

人間には、ふたつの型がある。

栗の渋皮煮を作るやつと
作らないやつだ。

って、師匠が仰ってました。
(確か)


わたしは、ハンパヤローなので
二年にいっぺん、作ります。

栗は特大を。
小さいと、皮剥いてるあいだに
もぉーー！！ってなるからね。

これは、鎌倉栗です。
よい栗は、重たいんだと
鎌倉の八百屋のひとが
選んでくれました。

買ってきたら、いちにち、
お日様に当てます。
のち、熱湯で鬼皮をやわらかくして
ばきばき剥きます。

水からゆでて、煮こぼして、
水につけて、筋やケバを
指のはらで擦り落とします。
気がすむまで繰り返し。

最後は柔らかくなるまでゆでて
お砂糖入れてふつふつ煮て、
火を止めて放置。
翌日もお砂糖入れてふつふつ、
放置。

アホみたいに手間かかります。
アホみたいに一粒ずつが
可愛いです。

今年の発見。

栗を擦り洗いしたあとの
指先はスマホ感知しません。

生きている絵画

小町通の喧騒を抜け
靴屋の角を曲がると
とっつきにある一軒家
蜜蜂という名前のお店

店主は写真家、芸術家、
なおかつ自ら珈琲豆を焙煎し
客のために落としている

ご自慢のモカはとろりと甘く
一口ごとに幸福感溢れる

お店のなかは
どこをどう切り取っても
そのままアートになる景色

とりわけ
庭に面した角に
しつらえた窓辺は
移ろいゆく季節が
そのまま絵のように
楽しめる仕掛け

力強い陽射しが
すすきの穂を煌めかせ
部屋のなかにくっきりと
影を落としていて
息をのむような美しさ

器が空になっても
立ち去り難く
今度はブレンドを頼んだ
しっかりめに焼いた
力強い味

テーブルの花は赤橙系
光に透ける息遣い


コートを引っ張り出す頃
また来よう