まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

母の日

2012-05-12 08:13:38 | お菓子作り
十数年前の母の日に生まれたムスメ
ゆえに母の日はわたしにとって
母になった日である

何が欲しい?と聞かれて
ここ数年は同じ答え
「にんじんをハートに抜いたカレー」

ここんとこ辛いものが大好きになったので
今回はグリーンカレーにしてもらった



ちいさめなにんじんだったので
ハート率があまり高くないけど
「あたり」の喜びが大きい、ということで


わたしも実家にいる母にケーキを作ろうと
材料を買い揃えて帰宅し
明日行くよとメールすると
「押し寿司作ってそちらに持って行く、
そのあと大船の植物園にパパと行くから
よかったら一緒に」

げーん。。。
ババロアとビスキュイのケーキを作るつもりだったのに
持ち歩けないな、どうしよう

ちょっと考えたけど、結局そのまま作って
帰りに寄ってもらって食べることにした



ビスキュイにはくるみを刻んで入れて香ばしく


トヨ型にあわせて端を切り落とすと
ムスメとだんなさまが競って拾い喰い

「これも食べていい?」
「あっ それはパーツだからだめ!」

・・・あぶないったらありゃしない




新鮮ないちごにグラニュー糖をふりかけて
マッシャーで潰しジュースを


いちごのジュースとリキュールでシロップをつくり
ビスキュイにはけで塗り、型へセット

おなじくいちごのジュースでババロアを炊いて
冷やしておいた型へ流し、上からビスキュイをかぶせて
冷凍庫で数時間



固まったらカット
く、崩れた;;波刃が正解だった?




チョコレートいりのクリームを塗ったらビッシュオフレーズなんだけど
初夏なので軽くいっちゃいます



ババロアの色はいまひとつ鮮やかじゃないけれど
食べると「いちご祭り!!」なケーキ

・・あれ、電話だ
なにぃ?植物園中止?実家にて待つぅ?
カットしなければよかったかも;;

と、とりあえず、いってきますぅ

ミサリングファクトリー5周年祭!(本番編)

2012-05-07 21:30:45 | 日記
集合時間の9時より少し前から
徐々に集まってくるこどもたち
わくわくした気持ちが見えるよう




桃のババロアを仕上げる姉さんたち

「きゃー!おいしそー!!」
自画自賛?笑







お客様に勧める前に、自分たちも味見



パントリーエリア
今年は左半分を「オトナのプレミアムコーヒー」用に
担当のだんなさま、若干緊張気味




カメラマンのマッキーさんは先生のお友達
家族写真撮影用のストロボ
今日は枠が予約でいっぱいだそう




動画配信?!ライブ?!



11時のオープンと同時に
ナゾの箱のひもをひっぱると
中からカラフルなリボンと
「5周年おめでとう!」の垂れ幕が

お客様が続々とご来店!
わたしはキャッシャー張りつき
営業中の写真、撮れず・・・


気温が高かったので、一番に売り切れたのはチーズケーキ、
次はババロア、ガトーショコラ
スイートポテトパイが最後だった

やっぱり5月にパイは難しいのかな

オトナのプレミアムコーヒーは
南青山 大坊のブレンド豆
挽きたてをネルドリップで

手のあいているこどもスタッフが
ものめずらしそうに取り囲んで見ながら
「手、ふるえてるよ」「もしかしてコーヒーマニア?」 笑

午後には、くるみボタンでヘアゴムを作る体験会や
マッキー先生の写真の撮り方講座も開催



ま、まあ、、、上達には時間がかかります・・・


お客様は今年も100名以上!
す、すごい・・・

カフェの売り上げは43,300円
昨年比増
ありがたいことです




カンバンムスメちゃんとカンバンムスコちゃんたちも
お疲れ様でしたっ


また来年、みんなでお祝いできるといいなあ。













ミサリングファクトリー5周年祭!(準備編)

2012-05-07 07:32:18 | 日記
当時9歳のムスメが唐突に
「ケーキを習いたい。」
と言い出した。

コドモにお菓子作りを教えてくれるところなんて、あるのか?
とりあえず検索。ヒット。こ、港南区?
地区センターで開催、ということは
地元のおこさん限定かなあ。
メールを送ってみると、丁寧にお返事をくださった。
9月。レッスンメニューは「フレンチトースト」
体験に来てください、とお誘いいただき、ムスメに伝えると

「フレンチトースト・・・
もっと、ケーキらしいケーキが作りたい。」

な、なまいき・・・

先生に恐縮しながら再度メールを送ると
ムスメの失礼な物言いも「かわいらしくて笑いました」と
おっしゃってくださった。
「10月はマロンケーキを作ります。よかったらそちらを。」

そんなわけで、ムスメの初製菓はマロンケーキなのである。

地区センターに数年通った後
先生がご自身のスタジオを構えてのお教室を始められ
まいとしGWに周年イベントが開催されている。

2009年からは生徒(こども)有志による
「キッズカフェ」が併設されるようになった。
のちに、こどもたちの学年があがり
「キッズじゃないよねえ」ということで
「スクールカフェ」と改名。

ここに、記録のノートがある。

・2009年
メニュー ガトーショコラ、バナナのパウンド、ベイクドチーズ、ヨーグルトゼリー
売り上げ 18200円 
スタッフ 6名

・2010年
メニュー ガトーショコラ、チーズケーキ、スフレロール、マンゴープリン、ヨーグルトゼリー
来客数 103人
売り上げ 33250円 
スタッフ 9名

・2011年
メニュー ガトーショコラ、抹茶ロール、ヨーグルトゼリー、モンブラン
     (先生よりマカロンの提供)
来客数 122人
売り上げ 41800円 
スタッフ 9名

毎年、実績が上がっているのが素晴らしい。
これもすべて先生のご指導と
来てくださるお客様のおかげである。

今年のメニューは、テッパンのガトーショコラと、
ニューヨークチーズケーキ、スイートポテトパイ、桃のババロア。




まずはミーティング。
お、ムスメ、声のトーンがソフトだ。
あとできいたら、「今年は優しくしようと思ったんだよね」と
(そのあと事件が起きたのであえなく玉砕した決意だが 笑)



焼きあがったお菓子を姉たちがカット、妹たちがしまう


こちら、ポップ製作隊
「なんて書いたら売れるかなー」「こんなのは?」


先生の作った販売用菓子の陳列もコドモ担当


ナゾの箱!初代リーダーのお姉さまのママお手製


スタッフMちゃんの渾身の作 当日入口でお迎え

さあ、準備は整ったぞ。
(当日編へ続きます)



「食べる.(どっと)横浜」 より 菅田お散歩

2012-05-04 13:46:20 | 日記
お菓子教室の仲間のHさんが
「とうとう出来たの!買って!」と
持ってきた本。

「食べる.横浜」

鮮やかな黄色い装丁にグリーンの帯が
「とにかく横浜の食と農の世界を余すところなく紹介している。」

10年ほど前、横浜市民になったときに感じたことは
「イナカだなあ」ということだった。
かたつむりなんか500円玉サイズだし
からすがひきがえる咥えて飛んでるし。。。


でも、こんなにも農産物が豊富にとれるところだとは
思っていなかった。

Hさんはこの本の制作メンバーのひとりで
2年弱のあいだ、文字通り、心血注いでこの仕事をしていた。
それがどんなに大変なことだったかは
本を見ればすぐにわかる。

とにかく、情報量がハンパない。
足で稼いだフレッシュな素材もすばらしいが
なんといっても感動するのは、
食べ物を作るひとの愛情、そのひとたちを取材するひとの敬意、
そして情熱。
アツイなあ、素敵だなあ、食べたいなあどれもこれも。。。

で、とりあえず近場から行ってみることにした。
目指したのは菅田農園直売所。
ムスメを誘ってのふらりお散歩旅。

家の近くからバスに乗り、泉谷寺というバス停で降りる。
前から気になっていた動物病院が目の前。
なにが不思議かって、狛犬ならぬ狛オウムが2羽
門の両端にくくりつけられているのだ。



インドネシア産。愛想はあんまりよくない。

だらだら歩くこと5分。
「泉谷寺」の入口が見えてきた。
ちょっと、寄り道。



いかにも、神様がいますよ、という風情。





鐘つき場があんな高いところに。。。


お参りして、さらに歩く。
地図だとこのあたり・・・?
ぐるぐる、まわる。
ぜんぜん、それっぽいものが見当たらず。

ムスメが本を見て
「ねえ、バス停すぐって書いてあるよ、
こんな住宅地じゃないよ」

広い通りに出ると、バス停が。
その向こう側に、目指す建物が!



とれたてのキャベツ、かぶ、きゅうり・・・



お花も


でも、お目当てのトマトがない?
「あーートマトはね、2週間後かな」
「畑まで見に行って、予約してった人もいるよ」
そ、そうなんだ・・・

買い物をしたあと、本を見せて
「これ見て来たんですよー。お友達がこれ書いたんです。」
っていったら、
お花をサービスしてくれた。



目の前のバス停からひとつとなりの駅へ行って、
電車で帰宅。
所要時間2時間。迷いすぎ。



まずはお花に水を



それから、野菜たち
この特大ズッキーニの迫力を見て!



お店の人に教わったいろんな野菜料理を
かたっぱしから作って食べるのが楽しみ。

さあ次はブルーベリー摘みだーー
今度はちゃんと地図カクニンしよっと。


スクールカフェ試作その2「スイートポテトパイ」

2012-05-03 07:52:25 | お菓子作り
情報が降りてこない、と、嘆いてる日記を読んで
「あら、聞いてくれればなんだって答えるのに。」
・・・・そうですかそうですか。

パイ生地は粉もバターもボウルも
うんと冷やしておかないとならない。

そもそも、この季節には向かない。

案の定、水分が一部残ったまま終了。
ま、せまいボウルのなかに手を4本つっこまれた日にゃ
どんなバターも溶けるよね。


23センチ四方にのしてから冷蔵
「え?こんな?こんな薄いっけ?」ムスメ



一時間後、タルト型にしきこんでさらに冷蔵



その間にフィリングを用意し
オーヴンに天板、タルトストーンを入れて余熱
空焼きした生地にフィリングを詰めてさらに焼く

えー。。。塗り卵、忘れました。。。



皮ごとラフにつぶしたさつまいもが、ほっこり素朴で
和テイストなお菓子



今朝みたいに少し冷たい雨の休日に
濃い目のお茶と一緒に食べると
残業疲れが癒されます。。。