まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

2月のムスメお菓子レッスン♪レーズンサンド

2013-02-22 06:56:55 | お菓子作り
毎月、レッスンのある土曜日は
朝から大荷物で登校するムスメ

帰りのHRが終わると
弾丸のように学校を飛び出し
電車を乗り継いでスタジオへ

小学生のときはクルマで送迎
中学生になり自分で休日に電車で行くことが増え
で、今、かくもあわただしいスケジュールを敢行

なんだかんだでお菓子作りが楽しいんだし
先生のことを愛してるわけで(笑)

そんなムスメが先週持ち帰ったレーズンサンド
実はその前のじぶんレッスンのとき
先生にいただいて試食した
O川軒のより、か○りのより美味しい♪と
みんなで大喜びして食べたのだった

今回、ムスメレッスンのハイライトは
「イタメレを作る」

煮詰めたシロップをムラングに投入して
作るのだけど
わたしも最初作ったときは本当におっかなかった
根っからのへたれゆえ、100度を超えた液体っていうのの
取り扱いにびくびくする

ムスメは以前わたしのレッスンに飛び入り参加したときに
一度経験してるんだけど
やっぱり緊張するようで
その日の朝は「あーーイタメレかーー」といいながら
出かけていった(笑)

でも、いつものことなんだけど
奴は事前に大騒ぎするわりには、帰宅時はまるきりポーカーフェイス
なんてことなかったし、みたいなふうに
「はい♪」とわたしてくれたレーズンサンド

きっちり正方形のかわいいサイズのパートシュクレに
ふんわりしたバタークリーム
刻んだレーズンにラムの香り
ちょっぴり入ってるお塩がとてもいいシゴトをしてる

余ったイタメレを持ち帰ってきたので
わたしも作ってみた



レシピよりひとまわり大きなサイズの
ハート型シュクレを前日に焼いて

おうちお菓子なので、クレームは絞らないで
まるごとレーズンとあわせて、ぽてっと乗せてサンド



イタメレは、持って帰った分だけでは足りず
塾から帰ってきたムスメと作ったのだが
シロップがちょっと煮詰っちゃった(笑)

待ちきれず、みんなで1個ずつ出来立てをばくばく



「なんか、カンタンだったねー」ムスメ

そ、そりゃあ
あなたはクレームから参戦でしたもの;;
わたしは二日がかりです・・・


2月のお菓子レッスン☆ショコ・マントー

2013-02-05 21:01:37 | お菓子作り
憧れる、ってキモチは
トシに関係なく常にあるものらしい

お菓子を習い始めた頃、何が楽しみって
先生がご自分で習いに通っているお教室で
作ったケーキをUPしたブログで

今はまだ単純な作業にも苦労してるけど
いつかこんなの作れたらいいなあ・・・
と、涎流しながら眺めていた

ここ数年、先生が
「次の(または向こう数ヶ月の)レッスン、何作ろうか」
と、リクエストを聞いてくれるようになって
その頃眺めていたお菓子の名前を
当たって砕けろ的感覚で言ってみると

先生がルセットを見ながら
「ふんふん。こうゆう組み立てね。ここは仕込みで。
いいんじゃない?!」
と言ってくれたりするので

成長か?!成長したのかジブン?!と感涙モノ・・・

そんな「憧れのアントルメ」の筆頭がこれ
ショコ・マントー



チョコレートのムースと、ミントの風味のババロアを
ジェノワーズと一緒に層にしている

見た目は焦げ茶と茶と白のしましまで
そーんなに、べつに、特別感ないけど?なケーキだけど

じつは、とってもとっても手間ひまかかっている
繊細かつ斬新なケーキなのである

・・・というところを、みんな、ブログにちゃんと書いてね、
あたしそれシェアするから
というのが、先生からのミッションなので
一生懸命書くことにする

ジェノワーズは消泡作用のあるココアを混ぜることを考え
しっかり泡立てる
ルセットには3分半とあるけれど、みんな様子を見ながら
追加で2分くらいしていると
先生が「おお。さすが。」と誉めてくれる

焼いている間にムースにとりかかる
まずはイタメレを作り
それから卵黄を炊いて泡立てるパータ・ポンプを作り
そのあと溶かしたチョコレートと生クリームをあわせる
クレームシャンティショコラを作り
それらをあわせてやっとできあがる

だけどすごいところは
ちょっと食べただけでは
そんなにあーだこーだしてるなんて
想像できないこと

手をかけたことを押し付けがましく主張したりせず
ふんわりとやさしい、でも奥行きのある
香りのよいムースで
おもわず「おいしくてしあわせ・・・」と
にっこりしちゃうお菓子



ただ、やっぱり、難しかった・・・
温度管理や火の加減、混ぜ具合、
ほんのすこしのずれが、ザンネンな結果を招く

憧れに手が届くようになるまで
もうすこしかかるみたいで

それはそれで嬉しかったりもする 笑