すべては運命なんだと諦めよう!
割りきろう!
過去を遡ればきりがない。
自分の身の上に降りかかったことは運命だと諦めよう!
母の介護も自分の病気も旦那の病気も運命なのだ。
今まで私を苦しめた人たちに今更仕返しなどするつもりはない。
人は出会いがあって別れがあるのだ。
廻り合いも人生なら巡り会わない人生もあるさ!
このところ物忘れはするし、人の名前は覚えられない。
一家に二人も認知症は要らない。
私は今、倒れることも寝込むことも怪我をすることも許されないのだ。
母を最後まで看とる。
これが私の使命のような気がする。
もう、若くはない身体に
迫り来る老後に
人の死をこの目で見届ける。
頼める人などいやしない。
他人様は何かをしてもらったらお礼はしなければならない。
残された人生に母の死を見届けよう!
それが私の運命なのだから!