ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

22年と数か月娘の私の世話になっておきながら

2023年08月24日 | 日記
ここ数年で認知症になった母は日に日に症状がひどくなるばかりです。
娘の私に世話になっておきながら「娘が母親の世話をするのは当たり前!」のような顔をします。
このところ幻覚、幻聴がひどいらしく、昼夜逆転です。
昼間は日がなベットで寝ていて、ろくに食事もとりません。
些細な注意は怒られたと勘違いし、怒鳴ってきます。
シャワーも嫌がります。
寝てばかりいるのに「疲れている」と、言います。
良かれと思ってしたことはすべてあだとなります。
そもそも母とは子供のころから私にとっては理想の母ではありませんでした。
暴力こそなかったのですが、子供の私の行動はすべて監視され、将来の夢も絶たれて自由を求めて32歳で今の主人と結婚しました。
やっと勝ち取った自由も私の留守を見計らって自宅に着て庭の草をむしって帰ると言うことをしていたらしい?
私は結婚して2年目に夫婦で不妊治療に4年間通った。
子供を産む。
持つと、言うことをあきらめた。
世間体も母のことも気にして養子をもらうと言う選択肢は無かったのです。
子供のいない人生を選びました。
結婚して4年目の1月15日の朝には突然大きな耳鳴りに襲われました。
その後、地元の耳鼻科や大学病院や埼玉医科大学病院の平行神経科にも通いましたが、依然として耳鳴りは治りません。
そして10年目に70歳になった母は働けなくなり我が家に着たのです。
夫婦の会話に割り込んでくる。
外出すると細かにどこに行くのか?何しに行くのか?何時に帰るのか?
聞いてきます。
帰ってきたら帰ってきたで、何を食べたか?楽しかったか?
あれこれ聞きます。
したがって嘘をついて出かけてもバレるのです。
旅行も目的を果たしたら帰ります。
ほぼ観光旅行はしたことがありません。
ひどいのは石巻に日帰りでした。
観光地を巡る。
美味しいものを食べる。
皆無に等しいです。
他人の投稿で旅行の投稿をうらやましく思い、あっちこっち出かけた投稿をうらやましく思い、コンサートややイブに行った投稿をうらやましく思うだけです。
いつも安物の服を着て持病の腰痛もあり、変形性膝関節症もあり、手抜きの家事をし、出来るだけの介護をしています。
昨年は主人が4度も救急車で運ばれ入院しました。
この家は私が倒れたら困るんです。
私も不整脈の持病があります。
おまけに更年期からの別の病気になり、いまだに心療内科に通っています。
病人が病人を介護しています。
認知症の母のおかげで自由に外出もままなりません。
出かけても自宅にいる母のことを気にしてまともに楽しんではいません。