ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

母のこと

2023年11月24日 | 日記
あれほど母を嫌っていた。ブログにもさんざん母のことを悪く書いていた。
しかし思えば母のことは本当は好きだったのかも知れない?
子供のころは良く母と手を繋いで歩いた。
うっかりすると車道に飛び出す私に母は注意をした。
迷子にならないように手をつないだ。
母の手は暖かかった。
その母が私のことを忘れていた。
娘なのに妹だと言った。
自分の夫のことも息子のことも忘れていた。
悲しさがこみあげてきた。
わずか10分の面会で何が言えよう。
こぎれいにしてこざっぱりした母はすっかりおばあちゃんの服装だった。
どこかおしゃれな面影は無かった。
病院内で支給された服を着た母は昔のようなおしゃれとは程遠かった。
たった10分では泣く間もなかった。
帰り道で自転車を漕ぎながら家路についた。
北海道の弟はこれからは益々寒くなり雪が降るという。
家族のため、生活のため、マンションのローンのためとはいえ、単身赴任で働いている弟も辛いのだ。
嫁も息子も病気である。
弟ひとりの肩にかかっているのだ。
私とてもしも主人がまた頭を打ったら、転倒したらと思うと気が気ではないのだ。
パートに出る。
シルバー人材で働く。
自律神経失調症の一つである過敏性腸症候群に再びなれば職場に迷惑をかけるのだ。
kindleの本も7冊出したがほぼ売れない。
出した本人も買わなきゃあならない仕組みです。
売上金の収益のほとんどは私が勝った金額です。
後は義理で買った人と試し読みを数ページした他人です。
子供もいない我が家です。
さてこれからはどうしましょうか?


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