最近、ウイスキーが、人気らしい。
中高年、高齢者が、若かりし頃を懐かしみながら、ウイスキー談義をしているのを、耳にする。
好みは人によって様々。スコッチが好きな人、バーボンが好きな人。
私は、スコッチ派です。
ウイスキーは、熟成期間が長いものほど、希少価値が高いので、当然値段も高くなりますね。
ところで、うちには熟成期間の長くなったものが、いくつかあります。
5年物の梅干し
5年物の梅酒・びわ酒・甘夏酒
3年物の味噌
3年物の柿酢
梅酒は特にうまい。飲むと当然減ってゆくけれど、少しずつ、経年変化を楽しんでいます。
味噌、うちでは米味噌です。
3年物の味噌は、熟成の塊。料理の隠し味にもってこいです。ただし、料理の色が黒くなります。
みそ汁には、1年物の方が適していると思いますが、熟成味噌は濃厚な味を、うまく利用したいです。そのままなめて、日本酒のあてにもなります。
保存食、熟成の知恵。
これこそが、豊かな文化。
犯罪や、戦争に利用するものの開発を、豊かな文化だとは思いません。