最初に泊まったホテル、“Resort Hoang Anh”には、
なぜだか、船の形のレストランがある。
海に浮いてるんぢゃなくて、普通に陸の上に作ってある。
名前もそのまんま。
“Ship Restaurant”
うーむ。
なんで、船にしたかなあ。
どうせなら、海に浮かべちゃえばいいのに。
で、ですね。
朝ごはんはビュッフェって聞いてたのに、
コンチネンタルかアジアンかを選べって言われたりして、
またこれ、ちょっと寂しい感じだったんですよ。
で、ですね。
あんまり期待してなかったんですよ。
が。
結構、おいしくて。
パンフレットによると、タイ人シェフがいるそうなのですが、
通常メニューは果たしてタイ料理メニューが並ぶ。
むふふ。
よっしゃ。ここは、タイ料理三昧だ!
ということでオーダーしたトムヤンクン。
…………うまい。
ココナッツミルクたっぷり。
エビたっぷり。
マッシュルームにきのこ、たっぷり。
もちろん、しっかり完食!
その他のタイ料理も本格的で、うまい。
大満足。
翌日。
凝りもせず、トムヤンクン♪
昨日より、更においしさが増している。
エビの量も増え、マッシュルームの量も増えた!
やたっ!
で、完食!
更に、その翌日。
凝りもせず、トムヤンクン♪
昨日より、更においしさが……落ちている?
あれ?
昨日より、激しく味が落ちている?
昨日のものと、似て非なるものになっている?
あれ?
あれ?
あれ?
これ、トムヤンクン?
スタッフに聞いたところ、料理人が大勢いるらしく、
違う料理人が担当したんだろう、とのこと。
むむ。
それって、レストラン業としていいのか?
味の安定は追及しなくていいのか?
家庭料理じゃないんだしさ。
今日は成功!今日は失敗……、ってのは、
好ましくないんじゃあ……。
料理っていうのは、奥深いもんです。
人が変わるだけで、全く別物になっちゃうし。
おいしいときには、黙々と食べ続け、口数も減るのに、
この日は食が進まない。進まない。
口が回る。回る。
でも、総合的に見て、このレストラン、
味はよかったと思いますよ~。
お値段も良心的で(って、もちろん街中に比べたら高いと思いますが)、
スタッフも一生懸命やっていて、
(もうちょっと英語が分かるか、北部弁を話してくれると個人的にはありがたいけれど)
好感が持てます。