いやあ、ねえ。
ベトナムの人たちは、とっても家族を大切にする人たちで。
だから、30を過ぎても、自分が主体的に作った家族を持たない、
わたしのような人のことを、
本当に、本当に、本当に、
心底、心配してくれる。
今日も、出先で、仲良しの警備のおじいちゃんに、
「ちこぞう。テト(旧正月)の準備は順調か?」
「ううん。全然。(っていうか、やること、別にないねんな。)
おじちゃんは?」
「おうおう。ありがとう。
おっちゃんは、順調やでー。
もう、バインチュンも買ったし。」
「へー。」
「おう。そうだ、そうだ。
ちこぞう、カレシはいるのか?」
「あ、いや……。」
「なんだ、いないのか。
カレシがいると、楽しいぞ。」
「あ……。う……ん。」
「うん。カレシがいると、本当に楽しいぞ。」
「あ、そうですか。」
「おう。そりゃあ、あったりまえだ。
もう1回言うけど、カレシがいると、楽しいぞ。
ちこぞう、はよぉ見つけなあかんよ。
ええか?」
目をしっかり見て、諭すように、
おもーーーい口調で、
そして、何度も何度も言われました。
孫を見るような目で。
これが、また、とってもシンプルなベトナム語で。
超初級学習者でも分かりそうなベトナム語。
あまりにも、言葉をそのまま並べただけで、
それが、ちょっと、おもしろくて。
“Co ban trai vui lam”
(いる‐カレシ‐楽しい‐とても)
カレシいる。とても楽しい。
こんな感じ。
ベトナム語の単純さというか、本当に言葉を並べるだけなんだな、
ということに気づくと同時に、
本当に、家族が大切だって思ってるんだなーという、
その気持ちが伝わってきて、
なんか、ちょっと、そういうのがいいなーと思ったり。
でも。
この話題。
もう、おなかいっぱい。
もう、なんでここまで、同じ話をするかなっていうくらい、
みーーーんな、おんなじ話するねんな。
そこが、おもしろい、ハノイの年の瀬。
もうおなかいっぱいってのわかります(笑)
私なんてまだ来て半年なのに
「もうええって」って思うんで。
ちこぞうさんはさぞかしおなかいっぱいでしょう。
テトですねぇ、ハノイで初テトです!オフィスがあのお祝いの籠?(お菓子とかコーヒーとかが中に入ってるやつ)で埋まってえらいことになってました・・
お久しぶりです!!
テト前で、こういう話以外にも、
贈答品やら自宅へのお誘い等々で
おなかいっぱいになってませんか?
わたしは、もう、本当に
おなかいっぱい。
ということで、あさってから、
逃避旅行に出かけます♪
hookaさんは、ハノイで年越しですか?