鹿児島での自転車生活、初ツーリングは桜島です。
鹿児島に引っ越してから週末は天気が悪かったり、仕事が入ったりで桜島は眺めるばかりでなかなか訪れる事が出来ませんでした。
この日もイマイチの天気ですが、とりあえず雨は降りそうになかったので決行です。
まずは東谷山の自宅からフェリー乗り場まで自走します。
昨日、鹿児島中央駅まで走ったので楽勝~って思ってたのですが、昨日とはだいぶ遅めの時間のせいか車道が走りにくく、かなり歩道を走ったのと乗り場がわからなったせいもあり40分掛かってしまいました。
フェリー乗り場付近に着いてもどう見ても料金所が見つかりません。
けっこう探しても無いし車は直接船に乗ってる様子なので、誘導のおじさんに聞いて見ると桜島に渡ってから料金は支払うとの事。
車と一緒に乗り込みます。
自転車は端の方に普通に駐輪するだけ。
スタンドの付いてないのはどうか分かりませんが、私のMTBはスタンドを立てて置いておくだけで、特にロープで固定したりなどはしないようです。
まあ、15分くらいですからね。 8:00ちょうどに出航です。
船内でおにぎりを食べたらもう到着のアナウンスが・・・・。
料金所で250円払って時計回りで走り始めます。
少ししたら坂に差し掛かります。 桜島の北側はかなりアップダウンがあるとの事、気を引き締めて漕いでると異変が・・・・。
昨日、走っててフロントのアウターにギヤが入らないのは気が付いてたのですが、私は重いギヤを多用するクセがあってロングツーリングには不向きなので、トレーニングにちょうど良いやと思ってたのですが、センターもインナーも重い方半分しかギヤが入りません。
つまり、フロントの軽いギヤ、真ん中のギヤとも重い方半分しか機能してないんです。
それだけなら良いのですが、平地を走ってる時には気が付かなかったのですが、どうもリアのブレーキが片当たりしてるようで、普段使わない軽いギヤでも恐ろしく重い。
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しかも坂の途中で負荷が掛かった状態で、センターからインナーにもギヤが変更出来ません。
それなら応急処置とサドルバックから携帯工具を取り出そうとしたら・・・・。
盗まれてる・・・・。
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新居の駐輪場にサドルバックを付けたまま置いてたら、口が開いてたのですが特に何も盗られてないな~って思ってたのですが、携帯工具が入ってないのに気が付かなかったわ~。
しかもサイクルコンピュータも盗られてるし。
俺の走行記録を返せー!!!って感じです。
今日は夕方から妻と張くんをお迎えに行かないといけないので、何があっても早めに帰らなければ!観光もそこそこにひたすらペダルを漕ぎ続けます。
たいした坂でもないのに苦戦しながら走ってると、噴火時の為の避難壕がありました。
いやー、ここのところは平和みたいですが、噴火時にはやっぱり危険な所なんですね。
そこいらの看板には「噴火時には噴石などで危険なので気を付けて下さい」云々みたいな事を書いているのですが、「気を付ければ噴石を無力化出来るのかね?」なんて、銀英伝のメックリンガーのセリフを思い出しながら小休止。
走り出してしばらくすると、大隈半島の付け根を通過。
そこからは溶岩道路って書いてあります。
なるほど海岸線の絶壁はいかにも溶岩って様相です。
またしばらく行くと有名な埋没鳥居がありました。
いや~、鳥居が自転車と同じくらいの高さに・・・・。
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凄いものです。
お賽銭をあげてまた走り始めると、しばらく雨が降った後晴れて桜島が綺麗に見えてきました。
やっぱり近くから見るとより荘厳ですね。
またまたしばらく走ると道の駅櫻島の手前に、これまた埋没鳥居なみに有名な「茶色のローソン」がありました。
ここで水分補給と肉まんを一個補給。
関西では豚まんには黙っててもカラシが付いて来ますが、こちらでは醤油が付いて来るんですね~。
ここまで来るとあとはあっけなくフェリー乗り場に着いちゃいます。
せっかくだからマグマ温泉に入いりました。
こちらの温泉は有馬温泉の金泉みたいな赤茶けた色です。
ゆっくり浸かってフェリーに乗って帰宅しました~。
今度は料金は乗るときに払いました。
交通量も思ったよりも少なくて、なかなか走りやすいコースですね。
マシントラブルで苦戦しましたが、そうじゃなければアップダウンも適度にあって、トレーニングにちょうど良いコースだと思いました。
また、MTBを整備して挑戦してみます~。