いきなりで恐縮ですが、
この世界から3人のモンスターを選ぶとしたら、
ドラキュラ

フランケンシュタイン

狼男

に なるのではないでしょうか。
さすが、3人とも ヨーロッパのご出身で、
彼の地の歴史の奥深さを感じ取ることができます。
で、 (唐突ですが) 私は 小学校2年の時、 ドラキュラでした。

なんという話でもないのですが、
八重歯が2本、 いかにも という感じで口を飾っていたのです。
最初は男の子だけを標的にした「ドラキュラごっこ」だったのです。
首筋を甘咬みするという、 実に他愛のない‥。
人によって ”咬んだ味”は、 微妙に異なりました。
Yくんは野性の味、
Oくんは嫌味な味、
Sくんは大人の味、、、
まぁ、 所詮 小2のお遊びですから。
そのうち、女の子の間でもウワサになり始めました。
曰く 「ちっぷくんは本物の吸血鬼で、咬まれると気持ちがよくなるらしい」と。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ついに、ある日の昼休み 体育館。。
興味深そうな表情を浮かべて、AさんとUさんが私のところへ来ました。
「ちっぷくーん、 うちらも咬まれたい」
私は少しうろたえましたが、 そこはドラキュラ伯爵。
「わかった。 目を閉じて私に身をまかせなさい」
とか、何とか言って
ひとりずつ細い首に八重歯を優しく刺し入れたのでした。
【 感 想 】
ふたりとも 甘くて美味しかった‥

後日、 担任にこっぴどく叱られたことは確かです。
何せ、多くの人たちが見ていましたから。
が、、、
Aさん&Uさんコンビの感想は ついに聞くことはなかったのです。
(残念

なお 私 フランケン、狼男に似ていないことを ここに宣言いたします。