先週、眠れなくて困っていたところ
BS-NHKが、「ディア・ハンター」('78)を
放送してくれたので、喜んで観ました。
夜中の23:30から3時間余。。
観るのは、これで7~8回目くらい。
しかし、何度、、そして何時観ても、いいものはいい。
ディア・ハンター = 鹿狩りをする人
ベトナム戦争に行った男たちの友情を、
戦前と戦中、戦後にわけて丁寧に描きます。
そこに、メリル・ストリープたちの愛惜が微妙に絡みます。
その素晴らしさに、不眠が進むというアクシデントにもめげず、
ニックのために一緒に乾杯をいたしました。。
デ・ニーロ、ストリープの演技も凄いけど、
クリストファー・ウォーケンの追い詰められた影が壮絶です。
そして、ジョン・カザール。。
生きてれば名バイ・プレーヤーとして名を馳せたことでしょう。
この作品が遺作になるなんて、あまりに残酷です。
当時の婚約者、メリル・ストリープもさぞ辛かったと思います。
「ディア・ハンター」を観て、つまらないという感想を持つ人もいます。
四日市で焼き鳥屋をやってた若夫婦に
「ちっぷさん、、映画詳しいならおススメありますか」
と言われたので、おススメ5本の中に「ディア・ハンター」を入れました。
評判は最悪でした。。
画面が暗くて、内容も暗い、
そして、やたらと長い・・・・など。。
(人それぞれですからね ・・・ こればかりは仕方ないです。。)
たまには真夜中に観る名画もいいなと感じました。。