小学校3年の私。。
一緒にいたのは、Kくんとその弟Sくん、
大人しい同級生Nくん、そして近所の「GF」Yさん。
私たちが目指す「恵下谷」(えげだに)は、広島県三原市の山奥の景勝地。
自宅を出てから、歩いてもう2時間以上。。
今なら "Stand By Me" を気取ってみせるところだけど、
当時はまだ片言の英語も話せません。。
もう少しで恵下谷到着というところで、
突然Kくんがおしっこを始めました。。
「うわぁ、、いいなぁ」
その部分に意識集中していた私も我慢できず、真似して放尿。。。
まぁ、、気持ちのいいこと、、気持ちのいいこと。。

三原市の景色をバックに、私の小便が宙を舞います。。
シャー、、シャー、、、、シャーーー、、、、、、、、
そこで目が覚めました。。
とても気持ちよく目が覚めました。。
こうして、私の(小学校1年で終わったはずの)
『最後の聖戦』が幕を閉じました。。
まあ、、かあちゃんに叱られたこと、叱られたこと。。

ところが、私の最後の聖戦は(残念ながら)終わっていませんでした。
あれから40余年後、
2011年3月10日、
脳出血の日でした。
完全に意識がなくて、漏らしっ放しの私は、
母にオムツを50枚も買ってもらったらしいのです。。
実際に使ったのは3枚だけで、ほとんどは破棄されましたけど。。
人生、どこで、なにが起こるかわからない、、、
と、いうことを(今度こそ)実感した『最後の聖戦』でした。。

悩 む ち っ ぷ
fin