目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

素顔・仮面。そして適応。

2020-09-11 19:14:34 | いけてつ独り言
人は適応するためにTPOに応じて仮面をかぶる。
例えば、
家庭でかぶる仮面、
学校でかぶる仮面、
職場でかぶる仮面、
エトセトラ。

TPOに応じて仮面をかぶれる人で適応に失敗した人は見たことがない。
TPOに応じて仮面をかぶれる人で適応に失敗する人は、よっぽどその環境と相性が悪いのだから、そんな環境から早々に退散した方がよいと思う。

仮面の数があんまりありすぎると、人は自分の素顔を忘れてしまう。
それが自己疎外である。

一つの仮面をすべての環境で通用させようとして、適応に失敗したのが、ある心の病である。

その人は、その仮面が必要とされる環境で、仮面が受け入れられなかったのであろう。

「私の適応能力ではその仮面を作り出すことで精一杯なんだ! 文句あるか! その仮面を認めろ!」と、内心絶叫しているのだが、残念ながらその声は、本人に周りにも聞こえていない。

その悲劇こそが、ある心の病の人たちの心の奥底に流れる深層海流なのである。

仮面。
元々仮面とは、聖なる儀式の時に、神霊を憑依させるために用いた聖なる道具である。

はっきり言って、人間集団というのは、儀式魔術の場なのである。
その儀式魔術において、ペルソナという名の仮面をかぶって個々の成員が役を演じる。

その中である人はカリスマトレーガー(カリスマの担い手)として、またある人はピエロとして、儀式魔術の中で役を演じる。

それがいやだったら、素顔の自分を思い出すべきだ。
その素顔とは仏教で言えば、万物は無記性。
決して固有の性質などないのだ。

ただ、縁に従ってある性質を帯びる。
その縁が、あなたの意に沿わない役割を演じさせるのだ。

そんなときは、そんな場所から離れて、少し休もう。
そうするとありのままのあなたの心の叫びが聞こえてくる。

その心の叫びを無視してはならない。
以上である。


実に(げに)恐ろしきは、日本官僚機構。

2020-09-11 10:48:28 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
官僚独裁政治を取り戻したければ、どうしたらいいか?
かりそめの主権者である下級国民を、ジャンクフードとバラエティ番組で愚民化をはかればよい。

政治家は、下級国民の中から選挙によって選抜される。

だったら、母集団の下級国民を愚民化させれば、標本である政治家も愚民の群れになる。

それでお役人様はやりたい放題。

当のお目付役は、「俺、料亭に行きたくって政治家になったんだ!」と放言をする始末。
こんなていたらくであるから、小ずるい役人のお目付役なんてできるわけはない。

単に役人の持ってきた書類に盲判を押して、後は知らん顔。
なぜならどこの国にも失政罪だなんて罪状や罰条はないからだ。
それが「デージン」様の実相でございます

そしていつの間にか、政治の手綱はお役人様の手の元に。

なんとか審議会だなんて、役人のやりたいこと六割、やりたくないこと四割の審議委員をぶち込めば、役人のやりたい答申案がばんばん出てくる。

それがインチキ審議会の実相。

骨のある政治家はスキャンダル暴露で失脚させ、それでも不死鳥のように選挙で復活するようだったら、なぞの病死をさせればいい。

まさに日本官僚機構は、現在の伏魔殿。
実にくわばらくわばらよ。

実(げ)に恐ろしきは、金玉のついた宦官の群れである、日本官僚機構。

そんなわけでございます。

それでは、皆さんご機嫌よろしゅう。