一般紙のような面白みには欠けるが、業界雑誌を読んでみると面白い。
例えば教師のために、教育技術(小学館)という雑誌がある。
私は中学校の頃から、この手の雑誌を読んで教師の本音を探っていた。
いわゆるプロフェッショナルの本音がよくわかって楽しかった。
その中に、ドキッとするような記事がある。
子供時代にぱっとしない奴は、大人になってもうだつが上がらない。
それは高確率でそう言える。
などと書いてあり、中学校の担任がおっぱじめたИкэмотоを無視しろキャンペーンで牙を抜かれ、ぱっとしない高校生活を送らされた私は、実にドキッとした次第である。
さらに、私は偏差値の低い学校から偏差値の高い学校に転校したのだが、そういう生徒をディスるような記事も書いてあった。
なんと丙午で定員割れした名門都立高校に、低能が二次募集で入学して、授業について行けず四苦八苦。
まんま俺やん。
所詮教師も人の子。
それはそれでいいのだが、私がいやな思いをしたことがよくおわかりになることだろう。
恨み節はこの辺にしておこう。
さて、大蔵財務協会が出している、ファイナンスという雑誌がある。
各省庁も出しているのかなあ?
そういう雑誌は一般には売り出してないので、その手の外郭団体に見本誌を送ってもらって試しに読んでみるとよい。
気に入ったら、定期購読するとよいよ。
さて、官僚機構に生きている人たち向けに書いてある業界紙だから、三文記事は書いてないが、所管行政のキモがわかって面白かった。
例えば、G7の合意に向けた国際金融官僚の舞台裏のことがよくわかって、当時高校生の私が読んでも面白かった。
そんな感じで、中央地方の議員先生を目指す人は、好きな官庁の業界紙を買って読むと、所管行政の急所がわかって面白いかもしれない。
以上である。