箭喩経の現代語版

死後の世界かあ？

どんな世界なんだろうねえ

区切りがあるのか、永遠に続くのか、さっぱりわからないけど

大好きな人たちの愛別離苦はないけど、大嫌いな人たちとの怨憎会苦が永遠に続くと思うとぞっとするわ

おー、やだ

死後の世界には、ヤマの裁きやYHVHの裁きが待っているという

生きているときに、苦し紛れにやった悪行で、地獄が待っていると思うとぞっとする

俺、極楽やパラダイスに行けるほどの善行なんて積んだかなあ？

積んでねえや

困ったもんだ

今の俺の品性と言動で、極楽やパラダイスになんて行ったところで、阿弥陀如来もYHVHも手を焼くことだろう

だが、八大地獄もゲヘナにも俺は行きたくない

それにしたって、今から品性と言動を直したところで、俺が百十二年生きなきゃ帳消しにはならないや

困ったもんだ

こんなこと考えていたって時間の無駄だ

この手の質問には、お釈迦様は答えなかったし、弟子たちにも答えなくていいと言っている。

確か箭喩経に書いてあるはずだ

よい子の皆さんは、こんなこと考えてドツボにハマっちゃいけませんよ

そんなわけでございます

自然なものの感じ方こそ仁の始まり。

いま、運営さんのブログ紹介で、かわいいワンちゃんの写真付きブログを見たら、ボロボロと涙が。

私は男性なのですが、かわいいものが好きなのです。

どういうわけか。

あれなのかな、ベビーベッドに寝かされて、いろいろかわいいものに囲まれて無邪気に暮らしていた、あの時代を懐かしんでいるのでしょうか？

そのぐらい、この世界は、つらいことや悲しいことに囲まれているんでしょうねえ。

なんてったって、忍土であり、涙の谷なんですから。

と、こんなことを言うと、信仰をされている人はブライトサイドを見て、それをカウントせよというのでしょうが、心は支配できません。

感情統制なんてどっか行け。

漢心と言って批判されている儒家でさえ、自然なものの感じ方や発露こそ仁の始まりと言って、詩経を四書五経の中に入れているのですから。

(後世では思考の内面を強制する本として利用されていますが）

そんなわけであります。

(どんなわけだ？(^^)）

私は今年は食神の年です。

だんだんよくなる法華の太鼓というわけではありませんが、諸々のことが、周りの皆さんと一緒によくなりますように。