次期衆院選と夏の参院選とを同時に行う「衆参同日選」が見送られる公算が大きくなったことを受け、自民、公明両党の幹事長・国会対策委員長は25日、東京都内のホテルでの会談で、参院選に向けて与党が結束し、終盤国会の対応に万全を期すことを確認した。
自民党の谷垣、公明党の井上両幹事長らは会談で、野党が内閣不信任決議案を提出した場合の対応について、「不信任の理由がない」として否決することを確認した。
公明党の大口善徳国会対策委員長は会談後、記者団に「(決議案には)きちっと反論し、否決する」と語った。与党は国会を混乱なく乗り切り、参院選に万全の体制で臨みたい考えだ。
衆参同日選が見送られる公算が大きくなったのは、安倍首相が同日選に慎重な公明党に配慮したためとみられる。内閣支持率も高水準を維持しており、参院選だけでも勝算があるとの判断に傾いたようだ。さらに、熊本地震で今も多くの被災者が避難生活を強いられていることもあり、与党内でも慎重論が強まっていた。
一方、野党各党も参院選に向けた対応に全力を挙げることになる。民進党は共産、社民、生活の各党と共同で、26〜27日の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)終了後にも内閣不信任決議案を提出する構えだ。
ただ、民進党内では同日選への警戒感は解けておらず、山井和則国会対策委員長代理は25日午前の記者会見で、「熊本は震災で深刻な状況が続いている。人道的にも常識的にも解散できる状況にないと思うが、解散の危険性はある」と述べ、当面は両にらみでの準備が必要だとの認識を示した。
そもそも、何のための不信任?
国民の生活よりも政局に重きを置く野合集団を、国民はすでに見限っていると思うんだけどなぁ。
…でも、いまだに自分で考えることなく、マスゴミに踊らされている奴もいるんだよね。