1位2位3位は鉄板!田舎暮らしで移住したい人気の都道府県(マイナビスチューデント) - goo ニュース
■特に人気が高いのは甲信越地方……?
NPO法人の『ふるさと回帰支援センター』が2015年の2月に発表した、「2014年田舎暮らし希望地域ランキング」によると、田舎暮らしをしたい人に人気の都道府県のランキングは以下のようになっています。
●2014年田舎暮らし希望地域ランキングTop10
第1位 山梨県
第2位 長野県
第3位 岡山県
第4位 福島県
第5位 新潟県
第6位 熊本県
第7位 静岡県
第8位 島根県
第9位 富山県
第10位 香川県
移住希望が多い一番人気の都道府県は「山梨県」だそうです。続いて「長野県」。また、「岡山県」が3位となっています。東北地方では唯一「福島県」が選ばれています。5位は「新潟県」。甲信越地方は人気が高いようです。
全国的に各地域に満遍なく人気の都道府県がありますね。
ちなみにこのランキングは毎年集計されており、2013年度と2012年度は「長野県」が1位でした。今回1位だった「山梨県」は昨年は2位だったそうです。
『NPO法人 ふるさと回帰支援センター』によると、上位3県は毎年安定して高い人気を誇っており、毎月移住セミナーや出張イベントを実施するなど、移住希望者が相談しやすい環境づくりに成功しています。また、「長野県」の場合は東京都内のアンテナショップで移住情報を提供したりもしているそうです。
また、移住したい理由としては、「山梨県」「長野県」は都心部へのアクセスが良いのが大きな人気の理由。実際に都内から環境の良い長野県に移住し、新幹線を利用して都内の会社に通っている人もいるそうです。「岡山県」は昨年度のランキングでも3位と人気の高い県で、特に子育てをしている世代からの評価が高いそうです。
岡山県は県を挙げて「子育て支援の充実」に取り組んでおり、高い支持を受けています。
「福島県」は震災の影響で離れていた人のUターンだけでなく、出身地とは別の地方に移り住む「Iターン」を希望する人も多くいるため、相談も多いのだとか。「新潟県」は移住窓口やセミナーの充実化を図るなどし、少しずつ人気を高めてきています。
こうした田舎暮らしを希望して、『ふるさと回帰支援センター』に相談に訪れる人は年々増えており、2014年度は約1万人もの人が面談やセミナーに参加しています。電話相談は約2,500件もあったそうです。また、利用者の年齢層は
・40代……22.1%
・30代……21.8%
・60代……21.2%
・50代……18.7%
・20代……10.8%
・70代……5.4%
となっています。定年退職など、リタイアをした世代が多いのかと思っていましたが、意外にも40代や30代といった「働き盛り」の世代が多いようです。
実際に田舎暮らしを検討している人や、将来的に田舎での生活をしてみたいと思っている人は、『ふるさと回帰支援センター』へ相談したり、各都道府県のセミナーに参加してみるといいですね。
引用元:NPO法人ふるさと回帰支援センター「2014年田舎暮らし希望地域ランキング」
http://www.furusatokaiki.net/wp/wp-content/uploads/2015/02/2014ranking_release.pdf
(中田ボンベ@dcp)