ことのはのはね~奈良町から

演劇、アート、短歌他、町家での出会いまで、日々を綴ります。

奈良町にぎわいの家「まるごと美術館」2022 10/22まで。

2022-10-10 | アート
奈良は観光シーズンを迎え、通りもにぎわいが戻ってきました。奈良町にぎわいの家も、約3年ぶりに、海外のお客様も来られています。
さて、22日まで、大正生まれのエレガントな町家が、5名の作家さんの作品に彩られています。(キュレーター 浅山美由紀)
これまでも全館アート企画はしてきましたが、今回の特徴は…。
 ①複数の作家さんによる展示 ②それぞれ、ジャンルが違い、作品の素材感がきわだっている。
 ③現代アートというとやや、難解なイメージがあるが、具体的で楽しい。
一番人気のコーナーは、6帖座敷の床の間の「秘密結社達磨団」!お客様が必ず、写真をとっています。
5名の作家さんの作品は、「創る、作る、造る」楽しさに溢れています。是非、奈良町にぎわいの家にお越しください。
(以下の作品写真は一部)

・天井の低い「つし二階」では、浅山美由紀のインスタレーション。いのちの芽吹き!


・茶室には、え?クジラ出現! マスダケイコ作品。


・八畳座敷には、マスダケイコの絵画。幼少期の記憶が、ノスタルジィあふれる絵画に。絵本作家でもあり、オオカミの絵本は必見!


・六畳座敷には、ねんどるず作、達磨団!あなたに似たダルマをみつけてね。


・庭にも、ねんどるずの陶芸作品が。雨の日の濡れた色もいいですよ。


・蔵は染色作家、池田圭のカラフルな作品が。ランプシェードなど、光と共に染めも鮮やかに。


・離れは、ユラ・キムの作品。障子にはめ込まれたイラストは、物語性にあふれています。