鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会NEO

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

歴史探訪教室

2019-02-18 | 北押原

 寒さが一段と厳しい2月15日(金)に歴史探訪教室を開催し、「渡良瀬遊水地」と「蔵の街とちぎ」へ行って来ました。

渡良瀬遊水地では、ボランティアガイドさんから東京ドームの700倍の面積があることや治水・利水での重要な役割などの説明を受けました。

まず、最初にウォッチングタワーからの見学

67段の階段を登り頂上から広大なヨシ原や貯水池の谷中湖を一望しました。

男体山や筑波山も見えました

  

空気が澄んだ日には富士山やスカイツリーも見ることができるそうですが、残念ながら今日は見ること は出来ませんでした。

いきなり~ 記念撮影

次に谷中村役場跡など「谷中村史跡保存ゾーン」を散策

豊かな自然に触れ、渡良瀬遊水地の機能や成り立ちの歴史、生息する動植物の説明や自然環境保全のためにほぼ全域に火を入れる「ヨシ焼き」などの話を聞きました。

 

 

次に向かったのが「三県境」

 

「三県境」とは、3つの県が接する1か所の県境のこと。

 

埼玉県と群馬県、栃木県の「三県」の境は、加須市と板倉町、栃木市に接し、3歩で回れる珍しい県境。

 

全国40か所ある三県境のなかでも3歩で回れるのはここだけという「三県境」を散歩&3歩しました。

かかった時間も1秒・2秒・3秒?

「3歩で三県周回記念」のスタンプを押したり、写真を撮ったり

 

「道の駅みかも」でお昼を食べ、午後は約2時間かけて「蔵の街とちぎ」を散策しました。

見学場所は3か所。

江戸後期から舟運で栄えた木造回漕問屋の「塚田歴史伝説館」

栃木市を代表する黒塀と白壁の土蔵や人体型ロボットの蔵芝居「巴波川の悲話」を見ました。

カモや鯉が泳ぐ巴波川に沿ってガイドさんの説明を聞きながら歩き、次に向かったのが、麻問屋と銀行を営んでいた明治の豪商「横山郷土館」

ガス灯や見世蔵(店蔵)などの伝統的建造物や庭園、文化的遺産を見ることができました。

最後に「とちぎ山車会館」で人形山車や秋祭りの映像を見ました。

自然の魅力や伝統ある歴史に触れるだけでなく、歩いて運動も兼ねながら親睦を深めた歴史探訪教室。

「また、違った季節に来てみたい」「次はもっと時間をかけて見学したい

と、期待に胸を膨らませる楽しい一日になりました


北押原地区青少年育成市民会議研修会

2019-02-18 | 北押原

月7日(木曜日)北押原地区青少年育成市民会議(会長 高木善夫)主催による研修会を開催しました。

     

  

 青少年の役員・自治会・民生委員児童委員・学校・PTA・育成会など様々な分野から51人が参加し、「少年の主張発表」と「講話・演習」二部構成で行いました。

      

 第一部は、北押原中学校2年生の大橋奏太さんと豊田知代さんのお二人による発表。

 大橋さんの題は『命の大切さ』               

   

    豊田さんの題は『「逃げる」は弱さなのか』  

    

 お二人とも自身の体験やエピソードをもとに心の変化や感じたこと、どう行動したかや何を考えたかなどを表情豊かに表現し、聞く人の心に響く発表でした。

 発表後、参加者の皆さんから大きな拍手がおくられました。 

 続いて 第二部 講話・演習

 上都賀教育事務所ふれあい学習課の福田勝彦先生を講師にお迎えし「ご近所の子どものこと知っていますか?」をテーマに、スクリーンに映し出された資料を見ながらお話を聞きました。

    

 

 「登校時の出来事」で「おじいさんが小学生にあいさつをしたが、黙って通り過ぎた。あいさつを無視されたおじいさんはどうしたらよいか困ってしまった」という事例について「どんな思いだったか」「なぜそうなってしまったのか」などグループごとに自由に意見を出し合いました。

子どもとの関わり方が違う様々な分野の5~6人で編成されたグループでは、社会の現状や子育て世代の不安や悩みについて考えました。

色々な立場の色々な意見を振り返り、今後自分の立場でできそうなことなどを考える実りある有意義な研修になりました。