11月13日(日)板荷地区公民館主催の
「古賀志山 三滝三窟めぐりハイキング」が開催されました。
今回は、現地集合解散の形式で、宇都宮市の古賀志山へ登りました。
古賀志山は、宇都宮市の北西部郊外にある低山ではありますが、日光への入り口に位置しており、その独立した見事な姿から北関東屈指の名低山とも言われています
皆さんは鹿沼市から身近にある古賀志山について、こんな言葉を聞いたことがありますか??
「古賀志には 過ぎたるものが三つあり 背戸の御山に 三瀧三窟」
昔からこの地にある言葉で、古賀志山には素晴らしいものが3つある。
1つは古賀志山・御嶽山・赤岩山といった山々
そして、3つの滝(荒沢瀧・女瀧・男瀧)と3つの岩窟(大日窟・弁天窟・権現窟)を指します。
今回の事業は、NPO法人 古賀志山を守ろう会の池田代表を講師に招いて、古賀志の素晴らしいものである三滝三窟をめぐりながら、歴史を学び、御嶽山へ登頂するコースでした。
当日の参加者は13名。
天気予報は午後から雨予報でしたが、無事終えることを祈って出発
途中の分岐や石碑があると、池田先生の説明があり、
参加者の皆さんはとても熱心に聞いていました。
そして、目的の三滝三窟へ
こちらは荒沢瀧です。
10月、11月は雨の量が少なかったため、滝の水量も少なく残念でした。
こちらは弁天窟という岩窟
横穴のなかに祠を建て、三社弁天(弁財天・風神雷神・天狗宮)を奉っています。
岩窟のスケールの大きさに圧倒されました。
滝や岩窟のほかにも、ロッククライミングをしている方の姿も
忍者のようにするすると岸壁を登っていました。
今回のコースは一般的な登山道というより、昔の方が通っていたと言われる古道が中心のルートでしたが、皆さん慣れた足取りでロープの箇所や梯子のぼりもお手の物でした。
山頂で記念撮影もばっちり
日光方面を見下ろし、頂上から板荷地区の場所を一緒に探しました
古賀志山の歴史を学ぶ・真の魅力を知ってもらうというコンセプトで、これまでとは少し違った趣向で企画したハイキングでしたが、天気もなんとかもち、全員ケガ無く無事に下山することができました。
ご参加いただいただいた皆さん、お疲れさまでした。