令和5年2月17日(金)
今年度最後となった『高齢者ふれあい教室』を実施しました
今回は、地域の有償ボランティア団体『なんまん草刈隊いいべえ』の髙野隊長をお招きし、活動について教えていただきました
いいべえは、市の補助事業がきっかけで発足した団体です。
高齢者の住環境整備のため、地域住民が低料金で庭木の手入れや草刈りを行っています。
無償にしなかったのは、「お互いに気を遣ってしまうから」とのこと
ほかにも、申込先が民生委員さんになっていたり、補助金を活用して揃えた機材を使って枝木を処分する手間等をなくしたりと、頼みやすいと思える工夫がちりばめられています
講座は、お話だけではなく、チッパーという機械を用意していただき、実際に枝木を粉砕するようすを見せていただきました
チップ材を庭にまいておくと新しい雑草が生えなくなるそうです
講座に参加してくれた利用者の中には、チップを畑にまぜて肥料として使ったという方もいましたよ
隊長は、講話の中で、
「いいべえの活動は、住民同士の支え合いである”地域包括ケアシステム”の一部だということに、活動を始めて少し経ってから気付いた。介護や医療はプロに任せるとしても、少しでも住みやすい場所を作るのは住民同士でもできる。」
とおっしゃっていました。
「困ったときにまず助けてくれるのが、近くにいる友達・ご近所さん」
そんな関係が作れたら素敵ですよね
『高齢者ふれあい教室』という名前のとおり、これからも人と人とのふれあいを大切にした楽しい時間を提供していきたいと思いました
講座の後は閉講式を行いました。
感染症の影響で、一部内容を変更しての実施でしたが、全5回の講座が無事に終了して一安心です
また次年度も、学ぶ・遊ぶ・ふれあうことのできる講座を実施する予定です
関係者の皆さん、一年間ありがとうございました