小さいながらも、ウチには、坪庭があり、ちょっとした四季折々の風情をかもしだしている。
そこへ、毎年初夏のころ、よく猫の親子が子育て場として、よく来ていた。
いつも、1~2週間ほどで、どこかへ行ってしまうが、その間は、
なるべく窓をあけず、そっと見守るだけだった。
そんなある年、5月の終わりころ、申し訳なさそうに現れた親猫の足元には、たった1匹のコネコ・・。
しかも、かなりなブサイク・・・。
だ~りんが、帰って来て、ブサイクな上、どんくさい、仔猫をつかまえて、顔をキレイに拭いてあげると・・
仔猫の眼は、白濁していて、何も見えていないようだった。
そう・・これがコペルとの出会いだった。
コペロンまる物語2へ続く