たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

32回岐阜オープンクラッシック2015

2015年04月12日 | ゴルフ

32年間観戦を続けてきた岐阜オープンクラッシックの最終日を観てきました。土、日の2日間競技で晴天に恵まれました。
優勝はベテラン谷口徹でした。11アンダーで1打差の準優勝はこれもベテラン藤田寛之でした。
昨日の予選結果を見てさすがだ彼らが来たと、今朝は早く家を出ていつものコンビニでお握り1個とレギュラーコーヒー1カップを求め会場へ。駐車場からシャトルバスで会場へつくと、折よく最終組の谷口選手が練習場へやってきた。彼の肩慣らしの30球ほどの練習ショットを見ました。ここのコースの練習場は貧弱で30ヤードほどの鳥かごしかありません。
谷口は打席を左斜めに構えて、ショートアイアンから最後はFWのクラブで仕上げました。体のキレが違います。
そこからパット練習場とスタートホール近くへ移動し、パット練習も見ました。

彼は頑固にオデッセイ・ホワイトホット#5のかまぼこ型を使っていて浮気していませんでした。同伴者はここがホームコースの桑原克典選手と、今回初参加の谷原秀人選手です。桑原選手も同じようなかまぼこ型で同機種のように見えました。
私も同じパターを持っているので谷口の構えを終日観察しましたが、約10センチ程度ハンドファーストに構えていました。

OUT、INともコースをショートカットして先回りしながらほぼ18ホールをついて回った。桑原はシード落ちしているがスイングの華麗さと飛距離は谷口と変わりません。谷原は一軸打法のフェードでパットの名手です。

最終ホールで藤田選手と並んで10アンダーになった。谷口のセカンドショットが登り傾斜グリーンの、ピンまで20ヤードほど手前、絶好の位置につけて2パットのバーディで藤田を振り切った。

優勝コメントでは例のビックマウスが炸裂「18番のボードを見ないつもりだったが目に入った。やはり嫌な奴がきてるなと。最近ちょこちょこ彼に負けている。スコアボードを見たので2パットした」
表彰式スピーチでは「このコースは長くはないが風が読みにくい、フォローかと思うとアゲンストだったりして、ショートアイアンの距離感が難しい。47歳になったがマスターズに出ない年は、レディ(Getting ready)の頃から必ず参加している。今日のOUTはグリーンが早く、途中でようやくタッチが合ってきた。OUTは苦手ではないがスコアが伸びない。得意なINで予定どおり伸ばすことができた。この大会で優勝するとなぜかシード落ちするジンクスがあるが、私と藤田選手は別格だ。資格を失っても招待してほしい」と、主催者を喜ばせた。彼は2位が2度ある初優勝だった。



ベストアマは福井工大福井高2年生の岡崎錬君だった。昨年彼のショットの真後ろで見ていたのを、岐阜新聞に撮られ私の姿が新聞に載った。


自公政権の目指すもの

2015年04月12日 | その他

乏しい我が家の裏庭も若芽と雑草も少し増えて来ました。
昨日一日分のブログを休みました。何となく書く気が起きなかったのと題材がありませんでした。
今日は地方統一選挙の日です。我が市は県議選定数が2名のところ、立候補がなく前職2名の無投票となりました。県下3番目に多い選挙人口の市なのに選択肢が示されず情けないことです。全国的に無投票が多く27%余が無投票のようです。
市議選もわが市は昔解散でもしたのか、今年の選挙ではありません。友人が元会社労組の退職者の会会長に就任し会報の巻頭言を掲載して送付されました。
・前回の12月衆院選投票率は52.9%と低く、全国的にも50%以下が8県もあった。
・国民の半数が棄権したため、この結果自民党と公明党政権の暴走が始まった。
例)
・年金生活者にとっては結構割り高な健康保険料が、4月から県毎に(県議会)決定されることになった。
・介護保険も要介護3級以上にならないと施設に入れてもらえなくなった。4級以下は自宅介護となり、介護支援システムは地方自治体による政策に変わった。
・更生年金の実質目減り、マクロ経済スライドの実行=年金額の延びを物価や賃金の伸びより低く抑える。6月から実施。
・65歳以上が負担する介護保険料の値上げで、全国平均で初めて5000円以上を超える見通し。
・文民統制(シビリアンコントロール)の後退、防衛大臣の補佐に文官と軍人を同列に改定(今までは軍人は文官を通してからだった)
・集団的自衛権の拡大・安全保障法制の改定=自衛隊の海外派遣、後方支援、武器使用の拡大、武器開発、諭出、販売などいよいよ戦争のできる国に向かおうとしている。
・国民総背番号制度の導入、マイナンバー制度として10月から実施。7月に市町村から通知される。国の行政機関や市町村などで、所得税や住民税、健康保険、介護保険、災害対策の分野等で使われる。今後いろいろな手続きでマイナンバーの記載が求められることになる。所得や預金などまでが行政に把握される。その管理と情報漏えいが心配される。
・これまで2回も廃案になったホワイトカラー・エグゼンプション制度の導入と裁量労働制の対象範囲の拡大。労働時間でなはなく成果に対して賃金を払う、成果を上げれば早く帰れる。労働強化につながる。長時間労働・過重労働が今でも問題なのに、更にまん延する。これはすなわち「残業代ゼロ制度」
・派遣法の改定・派遣期間=無制限
などなど次々法制化される。これもひとえに選挙で半数が棄権したから。棄権は危険と友人は訴えている。