たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

春の飛騨高山祭り

2015年04月15日 | 日記

春先からすっきりしないお天気がつづいています。4月14~15日は故郷飛騨高山の春祭りでしたが、雨にたたられました。テレビ報道では17万人の観光客を予想とあります。外国からのお客さんも沢山見に来てくれていたのにお気の毒です。故郷と言っても在所は市内ではなく祭とは無関係です。

春祭りは山王(さんのう)祭りと言って、山王神社のお祭りでしたが、観光化で春の高山祭りというようになりました。こどもの頃は春祭りには親戚の叔母の家へバス、汽車を乗り継いでお招ばれと祭り見物に親に連れて行って貰うのが習慣で大変な楽しみでした。親戚のない子は肩身が狭く、こっちはいつも大威張りでした。

国民学校1年生に入学間もない14日、休憩時間に職員室へ行き、入室いきなり「山王祭へ行くので早引きさせてください」と大声を上げたら、先生達が大笑いされ恥ずかしかった。
担任の女先生が教室へ付いてきてくれましたが、走って戻る途中、下駄箱の並んだ土間の渡り廊下から2、3段のコンクリート階段になっていて、つまずいてしたたかに向う脛を打ち転びました。その痛さは尋常ではなかった思い出が残っています。泣くこともできず、血が滲んだのを我慢し、脛の骨が陥没した傷が残りました。
飛騨高山の春祭りと聞くといつも向う脛の痛さを思い出します。

今年の春は天候不順で入学したばかりの小学校1年生がかわいそうです。今日は可愛い長靴を履いた下校風景です。
今日午後から晴れたので洗濯したら、時雨れがポツポツ来たりする始末です。午前中は少しあられまで降りました。