「ポ～ン！ポ～ン！ポン！こちらは各務原警察署です。本日市内に詐欺と思われる電話が多数かかっています。不審な電話がかかってきらた、各務原警察署、電話０５８－３８３－××××へおかけください。」
週に多い時は２回ほど防災無線から流れる。
もう一つはボケ老人の行方不明探しの広報だ。先日は木曽川越しの愛知県江南市のボケ老人が、市内に入りこんだ可能性があると探していたら、２日後見つかったと市民協力のお礼をしていた。
相変わらず特殊詐欺が多く、この１週間でも
１８日大垣市無職男性（８２） 孫を名乗る男から「会社の金を使い込んだ」代役が自宅へ取りにきて４００万円。最初に１００万円、午後に「もっと何とかならないか」と追加訪問し３００万円。
１９日高山市の無職女性（７４） 市役所保健課を名乗る男から「返還金をお渡ししたい」銀行ＡＴＭへ出向きケータイのやり取りで約１００万円。
２１日大垣市の女性（７５） １８日～２１日にかけて市職員や銀行員を名乗る男から「医療費の還付金がある」と複数回電話があり、男の指示通りＡＴＭで４日間で３９５万円。
同日岐阜市女性（６８） も同じ還付金で２金融機関から約１００万円。
２０日岐阜・宮城合同捜査本部 は詐欺電話容疑者、他県の住所不定の男等１４人を逮捕。
２１日愛知県警は受け子の男子高校生（１６） を逮捕、高校生はほかの者と共謀し昭和区の女性宅に警察官や銀行員を装って「お金がニセ札か調べる必要がある」と電話し、約１千万円を受け取りだまし取った。
さて、ここまで読まれたあなたに質問＜医療費の還付金は月にいくら払うと、幾ら還付されますか？年にいくらだったかな？市役所から電話で通知されますか？確定申告したら戻る額は？
何！そんなこと知らない。
あ～あ、あなたもボケのバカ老人の一人、十分詐欺被害候補のお一人です。保証します。