腕のいい丁寧過ぎるのが難と言えば難の庭師が2人で入って、松1本を一日かかりで剪定してくれた。
能舞台の書き割り(鏡板というそうな)借用先」喜多流能楽師のブログ のような松・こんもりした樹姿にしたいのが庭師の思いだ。手がかかるのと昨年は重すぎたので今年は軽く剪定していただいた。
だんだん陽が傾き老人部屋と芝庭には陽が射さなくなってくる。やがて11月7日の冬の気が立つ、立冬を迎える。庭師は今が最繁時で相棒の都合や客の要望で、生け垣の剪定を残し、数日後に半日仕事が残った。
代金はまだ払ってない。例年4万5千円ほどで、剪定ごみ始末も含むのでもう少し貰いたいと愚痴られる。
相棒の方は今時庭に松や岩を入れる人は皆無だと言われた。親方は毛虫消毒せよと言われた。
冬の初めと、春先、新芽時の3回はやれと。消毒液は1万倍に薄めよ、と言われたが前に濃すぎてバラやサツキを枯らしてやってなかった。
今朝は車のバッテリー上がりをやらかし、半日蟄居させられた。鍵がどこを探しても出てこない。
おかしいなと車を覗くと鍵が挿したままだった。夕方降りてから窓が開いていて、鍵を挿し直しウインドウを締めてONで取り忘れた。
昔使った小型充電器を倉庫から引っ張り出し、筐体の説明文を熟読しボンネットを開け、バッテリーは取り外さず充電した。6月に新品に替えたばかり、ONで一晩で上がってしまうなどおかしいと思った。
(エンジンがかかって回復したので分かったが、手動エアコンの送風が1になっていたのが原因だった。)
バッテリーの表示ランプは緑、赤、黒と三色表示で充電状態を示すとあった。カラで黒だった。
最近はボンネットを開けることなど全くないが、エンジンルームは新車ともいえる綺麗さだった。
充電器をセットすると赤、黄、緑の真ん中の黄色を針が示した。黄色から緑色の境まで充電するのに4、5時間かかった。ようやくランプ類が点き、スターターが回ってエンジンがかかった。
それから充電を兼ね、スーパーへ買い物に、お米2キロなど買って、手ぶらで月命日忘れの墓参をして帰宅した。
月命日の日は孫の誕生日で、帰宅したので声をかけたら、何か色物の大袋を抱えていた。17歳の誕生日で「多くの友人からお祝いを貰った。お爺ちゃんも何か買って」とせがまれた。
しかたなく財布にあった5千円をやった。今月は中古クラブや、庭師で赤字決算だ。