某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

「十」の取り扱い説明

2009-01-08 | 読書メモ
「十」の一は東西、lは南北。
四方と中央がそなわっていること、
従って、「すべて」「完全」という意味がある。
読む辞書『漢辞海』に書いてある。
「四方と中央がそなわって・・・」は、
地方と中央の一致団結をも思わせる。
形はプラスそっくり。
良い字じゃないか。

新聞の隅に、
「口」から出る言葉も十人が十人、
心をひとつにして「叶」う。
首相が「平成廿十一年」と書いたが、
「廿」は一文字で二十を意味していて、
「十」は余計。
実り多き果実の「果」も十を欠けば「呆」に変わる。
「果」から抜け落ちた十の字は
こんな所で遊んでいたらしい。
と書かれている。

漢字の読み書きの失敗はよくある。
細かいところをつつかなくても良いと、
誰もが分かっている。
それでも、
言葉や漢字の「心」みたいなものは、
ものごとの大切な意味や真理。
意味と言葉がバラバラじゃ、もったいない。
そこは繊細に扱って欲しいな。