ベルギーでは
小さいお子たちも
レストランで食事をする
ゆっくり2-3時間かけて料理を楽しむ
そこに参加するんだ
夜10時近くまで明るい夏は
テラス席でわいわいやっている
ここ
アントワープ市街地を離れ
De Walというオランダ近くのレストラン
ドイツ人弁護士が3歳の子供を連れて来たから
オランダ人のベルギー社勤務のマネージャーが
この店を提案した
敷地が広く
庭園には噴水があったり
砂場や遊具があったり
子供を遊ばせながら食事が出来る
テラスや屋外席に座ると
子供の遊んでいる姿が見えるんだ
そして
あひるがいる
客の食べこぼしたパンくずなどを食べている
近くに来て欲しい客は
自分のパンをあげる
子供が追い掛け回す
大きな犬と一緒にテラス席で食事する人もいる
寛容というか
自由というか
なあなあというか
適当というか・・・
たまたまか?
なんだろう?
ここしばらく
大人の席に子供は連れて行かないっていう
ちょっとアメリカンな感覚に慣れていたから
不思議な世界に見える
実際、ベルギー社のアメリカ人社員は驚いていた
そうだろう
君たちはそうだろう
人種のサラダボウルと言われるアメリカは
人種が多くても、何か統一感がある
そしてルールがある
同じように
ヨーロッパがEUになって人種が往来していても
ユーロと免許証とパスポートが共通になったくらいだろう
そう思わせる
それでも成り立つ不思議だ