兵庫で「青ネギ」を買って来た
こねぎとか
万能ネギとか
アサツキとか
関東にはいろいろあるんだが
うちの方じゃ
小さい頃から
ネギっていうと
これしかなかったんだ
初めて関東に住んだとき
知っているネギがなくて
探し回って
家に電話
あのネギの名前何て言うの？
と聞いたら
ネギ。。。
と
返された
しつこく聞くと
ネギじゃ～
と
怒られた
青ネギがあるから
関東でいう長ネギは
白ネギと呼ばれる
こねぎや万能ねぎより
味も匂いも濃いかな
蕎麦の薬味もみそ汁も鍋も
これだ
これなんだ
なかったら
なかったですむんだが
たまに食べると
これだ～
そうなんだよな～
って
思うわけ
この味で育った
水もそうだな
明石の水
昔ほど美味しくはないが
それとは別に
関東の水とは味が違う
東京の今住んでいる町も
水は美味しいと思う
しかし
やはり
久しぶりに飲むと
やはり
これだ～
この味
って
思うんだ
大事なことだよね
被災地のそれぞれにも
そういう「魂の味」があると思う
地元の人だけが受け入れる微妙な差異
そういう繊細なもの
やっぱり良いよなぁ
大切にしたなぁ
守りたいなぁ
って
思う
何をしたらいいか分からない今は
ただただ
望むことにした
良いな～と思うことは
強く思えば
必ず残っていくと思うから
大好きだ
故郷の味
大好きだ
青ネギ！