谷中銀座で飲んでました。。。

谷中の「すずき」で
揚げたてのメンチカツを買った
輝いちゃっているよな



テレビでよく見てはいたんだ
リアクション良すぎだろ～
って
思っていたが
ホント
美味しかった～！
油が良いのか
軽い
さっぱりしているように感じるくらい



路面にピントが合っちまったが
そう
デカい！
友人の一口もデカいが
一個がデカい
で
メンチカツを持って
酒屋へ行って
ビルを頼むと
ビールケースを椅子にして座る



飲めるって良いわね～
うん♪
道行くお嬢さんに声をかけられた
姿勢が良くて
品が良くて
シミもない色白の８６歳のお嬢さんは
知らない人だから話しちゃうんだけど・・・
って
小一時間は話していたかな
女学生時代の話や結婚の話、子供の話
ま
こっちも
根掘り葉掘り聞くんだが
いろいろ話していくれて
それを喜んでくれて
酒屋の奥さんがちょこっと加わったり
そもそも
お嬢さんは酒屋のお向かいの店で
ソフトクリームを食べて
酒屋の奥さんに差し入れ
お家はごく近所で
病院で薬をもらって帰るって
商店街は
この町の人が買い物をして
遊んで
人と触れ合って
近所づきあいする場所
なんだか和む
生活感もあるけれど
オシャレでもあり
道幅も昔のような
良い狭さ
プライバシーだの
自己主張だの
競争社会だの
そういうものがあるんだかないんだか
いろいろな人とモノが溶け込んでいる
居心地の良い所でしたな
これもまた東京
とても
おもしろいね
友人と
じゃあ
って
別れるのがもったいなくて
またしばらく
ほろ酔いでぶらぶらした

カルテット

GWには
映画「カルテット」も観ました
ダスティン・ホフマンが監督した映画
ってことで興味津々
登場する老音楽家たちはみな
今は年老いていても
活躍した本物
なので
味のある
そして確かな演奏をする
が
多くは演技しない
カルテットの四人が話を進めていく
ちょっと物足りない感じが残るんだ
彼らのカルテットが
ほかの老音楽家に与えるもの
若い学生との交流で与え合うもの
彼ら自身がその後どう生きていくか
そこはもう少し見たかったからね
これでもう終わり？
ってね
でも
老い
気難しさ
無邪気さ
意地
上品じゃなくてへっちゃら
言いたいことを言ってしまう我慢のなさ
欲
そして
なお輝くエネルギー
いろいろな姿は
とても人間らしかったし
うちの祖父母のようだったり
父のようだったり
母のようだったり
どこかで会ったことのある
温かい人たち
煩わしいけれど
困った人たちだけれど
やっぱり可愛い
魅力的な人たち
そういう人間描写が豊富で
楽しみました