ご近所の目

知人たちとの話で
「最近見ないなと思ってたけど、変わりないか？」
と聞かれて
「放っておけよ」
と思う
と言ってた
性格もあるだろうな
年齢もあってさ
何があっても
誰も知らぬ
っていうのも孤独だという人もいるのだな
変わり種では
いつも誰彼なしに挨拶してくれる近所のご老人
何となくそこのお家の前では
そこの家を見るもので
ある日その後老人が殺害されたってことで
刑事が聞き込みに来たらしい
その前日男が家から出て行く姿を見ていて
その話をすると
色々な写真を見せられて
ああ、この人じゃ
となるわけで
2時間はたっぷり話を聞かれたという
事件が解決して
分かったことには
自分が見た男は息子
久しぶりに親の様子を見に来た
つまり親孝行な良いコな訳で
ほかのご近所んが
その後ご老人の姿を見ていて
また別の時間に別のご近所さんが誰かを見ていて・・・
犯人は逮捕されたらしい
そこで
ふと思う
たまに自分も
実家に帰って出入りするわけで
ご近所は見ているのだよ
知っている人から電話があったり
仲のいいおばちゃんの自転車があるから
今が良いかと思って・・・
と
別の人が来たり
ま
見てくれているという安心もあるが
中にはあいつ誰だ？
なんて
思う人もいるだろ？
とね
今度帰ったら
自分は身内
と
怪しい人じゃない
と
挨拶しておかねば
いや
白々しすぎるか？
いやいや・・・
微妙に悩みどころだ。。。