某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

母からの贈りもの #1

2022-03-12 | その他
母が亡くなって3週間ほどたちました
少し寂しさはあるけれど
後悔することはないのかな
葬儀は近い親戚だけで行って
後で仲良しの同級生に連絡しました
ショックを受けられたようでした
5-6年前くらいかな
母がお友達に会いたいというので
連れて行こうかと計画
認知症が出るようになり
安定しないし
ひどい頃でした
私自身も慣れていなくて
振り回されて
感情の浮き沈みが激しく
辛かったときでした
隣りの市のお友達に会いに行くのは
乗り換えも大変
そんなとき
名古屋で会わせようかと
娘同士で相談
駅まではタクシー
新幹線に乗るだけ
ホテルまでタクシー
行けそうだね
当日
行くとかやめるとか
コロコロ変わる母
急がせない、ぜったい怒らない
行けてもいけなくても良しとする
と決めていたものの
くじけそうに
台無しにしてしまいそうに
そんなとき
偶然電話くれた友だちと話して
くだらないことで笑ったり
落ち着きました
その後
母と昔話をして過ごしていたら
急に
さぁ行こうかしら
という母
ドキドキしつつ出発しましたよ
名古屋へ
新幹線のチケットを窓口で買うと
エスカレーターでホームに上がるとすぐの車両にしてくれました
トイレも近い車両
それでも、トイレに付き添うと
慣れていない1人だとあたふた
何が必要か知らずに連れて行こうって
無謀だったかな
手伝いますよと声をかけてくださるご婦人あり
降りるとき荷物を降り口に運んでくれた外国人のカップル
励まし続けられたようでした
そして
あちらはあちらでいろいろ起こり
それでも
ホテルで母同士を再会させた
夕食を楽しみ
思い出話に花を咲かせていた
女学生のように
翌朝は一緒に朝食
そして
それぞれ帰路
ご機嫌な母
「そんなに食べられないわ
   朝いっぱい食べたし」
などと言っていたけれど
名古屋駅で買ったお弁当を平らげました
新幹線に乗って帰るだけ
と思ったら
安心してしまったか
貴重品は持ったけれど
着替えやお土産の入った母のバッグは
新幹線の車内に忘れてしまった。。。
着払いで送ってもらうことに
そんな思い出
娘同士で共有している
会わせて良かったよね
見た目は変わっても
昔のままの会話だったね
同じ思い出を共有
話が出来る
そして笑える
素敵な偶然がいっぱい
助けられて
応援されて
やり通すことが出来ました
これは母からの贈りものです
とても素敵な贈りものです
ありがとう
です