「絆」
小杉健治
法廷ミステリーだからか
語り手の記者に関わりがあるからか
同じ解説が繰り返されて
気持ちが何度もリピートされる
ちと、まどろっこしい
と
思ってしまう
が
そういう徒労感も含めて
「絆」
というのは
こういうものかな・・・
と
感じる
愛情
いたわる気持ち
自分を慰めてもくれる存在
大切に思う気持ち
その気持ちに縛られ
重くもあるけれど
大事だからこそ
離せない
捨てられない
それは肉親だけではなく
ほんの一時期同じ場所で過ごした者や
ほんの少し時間を分かち合っただけの者
そういった出会いに絆を持つ者もいる
血の濃さや
過ごした時間の長さ
背負ったものの大きさ
そんなものとは関係なく
絆というのは
ふとできる
縁というか
でも
縁とはまた少し違うような・・・
そんなことを思った。。。
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