最近、「法」というのが頭から離れないんですよ。
ずっといろいろ考えて、最終的にその「法」を取りまとめて決めていくのは政治のお仕事でもあるんだろうなぁと考えていて、そういえば無政府状態の国があるときいたことがあったなと思った。
それはソマリア。
ソマリアは、アフリカ大陸の東北部に位置し「アフリカの角」と呼ばれているとか。
角?なんで角?角ってあまりいい意味合いでなないですよね。ソマリア国民はそう言われることをどんな風に思っているのだろう。
見方によっては額にあてた冠にも見えそうですけど。
ソマリアの事をネットで少しですが読みました。アフリカの他の国もそうだったのですが、このソマリアも長い歴史の中で他国の影響を受けているんですね。アフリカの国としては珍しく、単一民族、単一言語、単一宗教だとか。この状態だとなんだか一つにまとまりやすそうな感じですが、1960年に独立して以降、氏族同士の権力争いがあって武力衝突し無政府状態になったとか。
『それまで存在していた政府の大統領が逃亡の報が伝わると、ものすごい勢いで略奪があらゆるところで始まった。この国で機能しているものは、もうなにもなかった。独立から三十一年目、ソマリア国は消えてなくなった』と「ソマリア・レポート」にあったみたいです。
「この国で機能しているものは、もうなにもなかった」というのは、決まりごとやルールつまり「法」が機能しなくなったということなんでしょうね。それは国が無くなってしまうということに繋がるんですね。
それからソマリアは飢餓が広がり餓死者が続出するそうです。わずかにある食糧は武装した強盗集団に奪われたり、また国連、赤十字、NGO団体によって行われた食糧援助物資も武装勢力により強盗・略奪、そればかりかNGOへの襲撃・殺害もあったみたいで援助活動は阻害されたそうです。その武装勢力団は機関銃、大砲、戦車、装甲車など軍隊と呼べるような武器を持っていたそうです。でも、それらは軍隊ではなく、食糧ゲリラ、武装強盗団だったんですね。
そんな状態の時に、米国が主力となる国連平和維持軍が展開されたそうです。この活動で米国は大変な目にあったみたいですね。この事を最初に知ったのは、ルワンダのことを知ったときです。でも今回、ソマリアのことを考えてネットなどを観ていたら、「ブラックホークダウン」という映画にあたったんですよ。そして観てみました。映画の中では、ある作戦が展開されようとしているんです。その作戦は、計画通りにいけば1時間くらいで終わるもののようでした。時間帯は日中。場所は人々が多く住む市内。その計画にたずさわる人々は全てうまくいくと思っていた。でも、1機のヘリコプターが墜落したことで予想通りにはいかなかった。そのヘリコプターは市内に墜落し、そこに群集が詰め掛けたことで出口の見えない迷路の中に入ってしまったんです。
この映画の監督はリドリー・スコットさん。あのレオナルド・ディカプリオさん主演の「Body of Lise」も手がけられたんですね。私は「Body of Lise」も観ましたが、なぜかこの「ブラックホークダウン」もそうなんですが、 感想がでてこないんですよ。自分でもなんでかなと思うんですけど自分の思う所がみえない。ただ一つ感じるのは、その映画を観るとあれらは実話で大変なことが起きている。でも、その映画で観た出来事は長い歴史に中にいろいろなことと絡み合っての事ですよね。だからこそ真実はなんなのかというのが見えないんです。
戦争というのはいろいろな要因で起こるのであろう。その一つに「支配権」の争いというのも少なくないでしょうね。
「権」とはいったいなんだ。「権力」の権。「権威」の権。
権・・・①おもり。はかりのおもり。②はかり。てんびん。物の重さをはかる具。「権度」③はかるイ、物の目方をはかるロ、はかりごとにかける。謀略をほどこす。いつわる。だます。④はかりごと。謀略「権謀」⑤つりあい。平均がとれること。均衡。「権衡」⑥かりイ、目的・結果は正しいがその手段が一時の間に合わせで、常道に反すること。まにあわせ。臨機の処置方便。経の対。「権道」ロ、真正のものでないこと。「権化」ハ、一時。しばし。かりそめ。ニ、一時的に他を兼ねること。「権官」⑦いきおい。ちから。自己の意思を他に強制し、服従を要求する威力。思いのままに処置する力。「威権・特権」⑧はじめ。はじまり。おこり「権輿」(国)ゴン。そえ。正に対する副の意。定員外の職員。「権大納言」○のり・よし
と私の漢和辞典にあはありました。いろいろな意味合いがあるんですね。現在の「権力」の意味は⑦であることが多いですよね。でも本来の意味は違うんじゃないかな。それはただ自分がそう感じるというだけなんですけど、私が思う所、②とか⑤あたりが近いんじゃないかな。バランスかな。。。「法」と「権力」って関係あるよね。
先日ごく普通に車の運転をしていたんですよ。なにげなく運転をしていたのですが、あのようになにげなく運転できるのは道路交通法という「法」に守られているからなんですね。私が気が気付かない場面でも「法」というのが機能しているんでしょうね。私達は「法」によって守られているんだ。その「法」を管理すると言っていいのでしょうか?それとも「施行」でいいのか、そんなのができるのが国家権力か。「法」は人々を守るもの。
だとしたら、今の意味合いの「権力」というのはやはり違うのではないだろうか。
権力・・・他人を支配し、服従させる力。。。と私の携帯では出ました。
。。。やっぱり違うと思う。本来の「権力」の意味はそうじゃないと思う。その意味合いのとらえ方でも世界で起こっている争いごとが減るのではなかろうか。
ずっといろいろ考えて、最終的にその「法」を取りまとめて決めていくのは政治のお仕事でもあるんだろうなぁと考えていて、そういえば無政府状態の国があるときいたことがあったなと思った。
それはソマリア。
ソマリアは、アフリカ大陸の東北部に位置し「アフリカの角」と呼ばれているとか。
角?なんで角?角ってあまりいい意味合いでなないですよね。ソマリア国民はそう言われることをどんな風に思っているのだろう。
見方によっては額にあてた冠にも見えそうですけど。
ソマリアの事をネットで少しですが読みました。アフリカの他の国もそうだったのですが、このソマリアも長い歴史の中で他国の影響を受けているんですね。アフリカの国としては珍しく、単一民族、単一言語、単一宗教だとか。この状態だとなんだか一つにまとまりやすそうな感じですが、1960年に独立して以降、氏族同士の権力争いがあって武力衝突し無政府状態になったとか。
『それまで存在していた政府の大統領が逃亡の報が伝わると、ものすごい勢いで略奪があらゆるところで始まった。この国で機能しているものは、もうなにもなかった。独立から三十一年目、ソマリア国は消えてなくなった』と「ソマリア・レポート」にあったみたいです。
「この国で機能しているものは、もうなにもなかった」というのは、決まりごとやルールつまり「法」が機能しなくなったということなんでしょうね。それは国が無くなってしまうということに繋がるんですね。
それからソマリアは飢餓が広がり餓死者が続出するそうです。わずかにある食糧は武装した強盗集団に奪われたり、また国連、赤十字、NGO団体によって行われた食糧援助物資も武装勢力により強盗・略奪、そればかりかNGOへの襲撃・殺害もあったみたいで援助活動は阻害されたそうです。その武装勢力団は機関銃、大砲、戦車、装甲車など軍隊と呼べるような武器を持っていたそうです。でも、それらは軍隊ではなく、食糧ゲリラ、武装強盗団だったんですね。
そんな状態の時に、米国が主力となる国連平和維持軍が展開されたそうです。この活動で米国は大変な目にあったみたいですね。この事を最初に知ったのは、ルワンダのことを知ったときです。でも今回、ソマリアのことを考えてネットなどを観ていたら、「ブラックホークダウン」という映画にあたったんですよ。そして観てみました。映画の中では、ある作戦が展開されようとしているんです。その作戦は、計画通りにいけば1時間くらいで終わるもののようでした。時間帯は日中。場所は人々が多く住む市内。その計画にたずさわる人々は全てうまくいくと思っていた。でも、1機のヘリコプターが墜落したことで予想通りにはいかなかった。そのヘリコプターは市内に墜落し、そこに群集が詰め掛けたことで出口の見えない迷路の中に入ってしまったんです。
この映画の監督はリドリー・スコットさん。あのレオナルド・ディカプリオさん主演の「Body of Lise」も手がけられたんですね。私は「Body of Lise」も観ましたが、なぜかこの「ブラックホークダウン」もそうなんですが、 感想がでてこないんですよ。自分でもなんでかなと思うんですけど自分の思う所がみえない。ただ一つ感じるのは、その映画を観るとあれらは実話で大変なことが起きている。でも、その映画で観た出来事は長い歴史に中にいろいろなことと絡み合っての事ですよね。だからこそ真実はなんなのかというのが見えないんです。
戦争というのはいろいろな要因で起こるのであろう。その一つに「支配権」の争いというのも少なくないでしょうね。
「権」とはいったいなんだ。「権力」の権。「権威」の権。
権・・・①おもり。はかりのおもり。②はかり。てんびん。物の重さをはかる具。「権度」③はかるイ、物の目方をはかるロ、はかりごとにかける。謀略をほどこす。いつわる。だます。④はかりごと。謀略「権謀」⑤つりあい。平均がとれること。均衡。「権衡」⑥かりイ、目的・結果は正しいがその手段が一時の間に合わせで、常道に反すること。まにあわせ。臨機の処置方便。経の対。「権道」ロ、真正のものでないこと。「権化」ハ、一時。しばし。かりそめ。ニ、一時的に他を兼ねること。「権官」⑦いきおい。ちから。自己の意思を他に強制し、服従を要求する威力。思いのままに処置する力。「威権・特権」⑧はじめ。はじまり。おこり「権輿」(国)ゴン。そえ。正に対する副の意。定員外の職員。「権大納言」○のり・よし
と私の漢和辞典にあはありました。いろいろな意味合いがあるんですね。現在の「権力」の意味は⑦であることが多いですよね。でも本来の意味は違うんじゃないかな。それはただ自分がそう感じるというだけなんですけど、私が思う所、②とか⑤あたりが近いんじゃないかな。バランスかな。。。「法」と「権力」って関係あるよね。
先日ごく普通に車の運転をしていたんですよ。なにげなく運転をしていたのですが、あのようになにげなく運転できるのは道路交通法という「法」に守られているからなんですね。私が気が気付かない場面でも「法」というのが機能しているんでしょうね。私達は「法」によって守られているんだ。その「法」を管理すると言っていいのでしょうか?それとも「施行」でいいのか、そんなのができるのが国家権力か。「法」は人々を守るもの。
だとしたら、今の意味合いの「権力」というのはやはり違うのではないだろうか。
権力・・・他人を支配し、服従させる力。。。と私の携帯では出ました。
。。。やっぱり違うと思う。本来の「権力」の意味はそうじゃないと思う。その意味合いのとらえ方でも世界で起こっている争いごとが減るのではなかろうか。