周防監督作品「それでもボクはやっていない」を観ました。
内容は、裁判のお話。
主人公の男が、映画のタイトル通り「ボクはやっていない」と無実を訴え続けるのです。
その男には、痴漢の容疑がかけられているのです。
お話の流れ的には、自分はなにもやっていないと訴えながらも、刑事にいきなり攻められる男。「早く吐いちまえ!!」の状態。
なにがなんだかわかんない感じの男。
刑事は男に言うのです。「罪を認めたら、交通違反と同じで、罰金だけで釈放されるのだ」と。でも、「ボクはやっていない」と否認する男。
この後、どうなるのなか思いきや、なんと、男は留置所に入れられるのです。
その留置場でも同房者に「初めてなの?何もやってなかったら弁護士をよびな。当番弁護士」とすすめられる。
当番弁護士に合う男。その当番弁護士が男に言った台詞は
「痴漢での有罪率は99.9%。1000件に1件しか無罪はない。裁判に勝てる保障がない。
示談で済む犯罪で、裁判で戦ってもいいことがない。でも、これが日本の現状だ。
認めて示談にすれば誰にも知られず、明日か明後日には、ここを出られる。
否認していればここで3週間は取り調べを受ける。それで、起訴されれば裁判だ。
無罪を争えば1年はかかる。その上、本当に無実でも、無罪になる保障はない。
今、認めて示談にすれば、それでおしましだ」と、示談を進めるのです。
でも、男は「ボクはやっていない」と訴え続けるのです。
で、場面は変わり、男は副検事の取調べを受けるのですが、取調べになっていない状態。副検事が、全く男の話を聞いてくれないのです。
そして、拘留質問で、当番弁護士と同じことを言われるのです。
「無実を訴え続けると、ここから出られないよ。訴えると、10日間拘留と言われる。認めて、罰金を払ったらここから出られる」と。
せめ続けられる男なのですが、「ボクはやっていない」と無実を訴え続けるのです。
そして、副検事に起訴される男。ここで、拘留されてから3週間経っているのでした。
ここまでの流れを「人質司法」というと映画の中で言ってました。
確かに、本当に罪を犯してしまった人には、白状しやすい状況なのかもしれないけど、無実の人には、つらい状況ですよね。
映画を観ていて思いましたけど、こっちがくじけそうになりました。
よく、自白を強要されたとか、厳しい取調べで、自分が罪を本当い犯したのではないのかという錯覚にとらわれたなどと聞きますが、
映画を観ているだけでそんな感じだから、実際は、恐怖を感じるのではなかろうか。
この映画の中の取調べは、恐らく、ソフトな方だと思うのですよ。例えば、特捜とかの取調べは、長時間だと聞きました。
何度も言いますが、本当に罪を犯してしまった人には、ここで罪を認めてしまった方が楽になるのかもしれないけど、
無実の人には、つらいというか、恐怖でしょうね。
まぁ、映画の中のお話ですが、ここまでが裁判までの流れなのでしょうね。
映画の中で、裁判官が、マスコミのインタビューかな?それに答えているのですが、
「事実認定は、あくまで検察官が合理的な疑いを入れないで、どの証明をしたかどうかを、判定する作業です。
証拠は無いけど、本当は被告人が真犯人だなんて悩む必要はない。検察官の証明を、吟味して有罪の確信が持てなかったら無罪」と言ってるのですが、
まぁ、これまた映画の中の台詞なんですけどね、これが裁判だぞと言ってるワケかなと思って。
裁判って、いろんな裁判があると思うのだけれど、この台詞からすると、検察側の証拠開示の場ってこと?
でも、映画の中で、弁護士が証拠を出してと言わなければ、検事は出さないと言っていたんだよなぁ。。。
ドラマとかの情報によると、弁護士は、被告人の弁護や、できるだけ刑を軽くする方へ促すなどの存在のような気がする。
裁判というのは、検察が起訴することによって始まるということかな。だからして、起訴したからには、絶対に有罪を取るということなのですね。
裁判の前の段階を拘留期間というのだっけ?なんというか、検事の取調べというのは、どんな人でも参ってしまうという話をききました。
その中でも、ずっと無実を訴えている人って、やっぱり何かありそうな気もするけど。。。
いろんな裁判があると思うのですが、無実を訴えるが為の裁判って。。。。。。。
この映画の男の場合、ちゃんとした証拠がないワケですよね。。。でも、起訴ってできるんだ。裁判という場に持っていけるんだ。
映画の中で言っていた「99,9%の有罪率というのが前提」って、つまりそれが常識になってるということでいいかな。
裁判に入ると、お金もかかるし、日数もかかるワケでしょう。
だから、無実を訴えている人は、その拘留期間中にちゃんとした証拠を見つけてあげなければいけないような感じがするなぁ。
自白と言っても、そのウラヅケというのが言うのが必要なワケでしょう。それもちゃんとしなければいけないような気がするけど。
最近、無罪になった冤罪の事件でも、その記事を読んだ時、自白の確認をしなかったみたいなことが書かれてあったと思う。
自白があったとしても、その確認?ウラヅケ?ですか、やった方がお互いの為のようですよね。
この映画のシナリオ本ですか、もっともわかりやすい解説付きで欲しいかも。日本の司法の現状ですよね。
それでもボクはやってない スタンダード・エディション [DVD]東宝このアイテムの詳細を見る |
内容は、裁判のお話。
主人公の男が、映画のタイトル通り「ボクはやっていない」と無実を訴え続けるのです。
その男には、痴漢の容疑がかけられているのです。
お話の流れ的には、自分はなにもやっていないと訴えながらも、刑事にいきなり攻められる男。「早く吐いちまえ!!」の状態。
なにがなんだかわかんない感じの男。
刑事は男に言うのです。「罪を認めたら、交通違反と同じで、罰金だけで釈放されるのだ」と。でも、「ボクはやっていない」と否認する男。
この後、どうなるのなか思いきや、なんと、男は留置所に入れられるのです。
その留置場でも同房者に「初めてなの?何もやってなかったら弁護士をよびな。当番弁護士」とすすめられる。
当番弁護士に合う男。その当番弁護士が男に言った台詞は
「痴漢での有罪率は99.9%。1000件に1件しか無罪はない。裁判に勝てる保障がない。
示談で済む犯罪で、裁判で戦ってもいいことがない。でも、これが日本の現状だ。
認めて示談にすれば誰にも知られず、明日か明後日には、ここを出られる。
否認していればここで3週間は取り調べを受ける。それで、起訴されれば裁判だ。
無罪を争えば1年はかかる。その上、本当に無実でも、無罪になる保障はない。
今、認めて示談にすれば、それでおしましだ」と、示談を進めるのです。
でも、男は「ボクはやっていない」と訴え続けるのです。
で、場面は変わり、男は副検事の取調べを受けるのですが、取調べになっていない状態。副検事が、全く男の話を聞いてくれないのです。
そして、拘留質問で、当番弁護士と同じことを言われるのです。
「無実を訴え続けると、ここから出られないよ。訴えると、10日間拘留と言われる。認めて、罰金を払ったらここから出られる」と。
せめ続けられる男なのですが、「ボクはやっていない」と無実を訴え続けるのです。
そして、副検事に起訴される男。ここで、拘留されてから3週間経っているのでした。
ここまでの流れを「人質司法」というと映画の中で言ってました。
確かに、本当に罪を犯してしまった人には、白状しやすい状況なのかもしれないけど、無実の人には、つらい状況ですよね。
映画を観ていて思いましたけど、こっちがくじけそうになりました。
よく、自白を強要されたとか、厳しい取調べで、自分が罪を本当い犯したのではないのかという錯覚にとらわれたなどと聞きますが、
映画を観ているだけでそんな感じだから、実際は、恐怖を感じるのではなかろうか。
この映画の中の取調べは、恐らく、ソフトな方だと思うのですよ。例えば、特捜とかの取調べは、長時間だと聞きました。
何度も言いますが、本当に罪を犯してしまった人には、ここで罪を認めてしまった方が楽になるのかもしれないけど、
無実の人には、つらいというか、恐怖でしょうね。
まぁ、映画の中のお話ですが、ここまでが裁判までの流れなのでしょうね。
映画の中で、裁判官が、マスコミのインタビューかな?それに答えているのですが、
「事実認定は、あくまで検察官が合理的な疑いを入れないで、どの証明をしたかどうかを、判定する作業です。
証拠は無いけど、本当は被告人が真犯人だなんて悩む必要はない。検察官の証明を、吟味して有罪の確信が持てなかったら無罪」と言ってるのですが、
まぁ、これまた映画の中の台詞なんですけどね、これが裁判だぞと言ってるワケかなと思って。
裁判って、いろんな裁判があると思うのだけれど、この台詞からすると、検察側の証拠開示の場ってこと?
でも、映画の中で、弁護士が証拠を出してと言わなければ、検事は出さないと言っていたんだよなぁ。。。
ドラマとかの情報によると、弁護士は、被告人の弁護や、できるだけ刑を軽くする方へ促すなどの存在のような気がする。
裁判というのは、検察が起訴することによって始まるということかな。だからして、起訴したからには、絶対に有罪を取るということなのですね。
裁判の前の段階を拘留期間というのだっけ?なんというか、検事の取調べというのは、どんな人でも参ってしまうという話をききました。
その中でも、ずっと無実を訴えている人って、やっぱり何かありそうな気もするけど。。。
いろんな裁判があると思うのですが、無実を訴えるが為の裁判って。。。。。。。
この映画の男の場合、ちゃんとした証拠がないワケですよね。。。でも、起訴ってできるんだ。裁判という場に持っていけるんだ。
映画の中で言っていた「99,9%の有罪率というのが前提」って、つまりそれが常識になってるということでいいかな。
裁判に入ると、お金もかかるし、日数もかかるワケでしょう。
だから、無実を訴えている人は、その拘留期間中にちゃんとした証拠を見つけてあげなければいけないような感じがするなぁ。
自白と言っても、そのウラヅケというのが言うのが必要なワケでしょう。それもちゃんとしなければいけないような気がするけど。
最近、無罪になった冤罪の事件でも、その記事を読んだ時、自白の確認をしなかったみたいなことが書かれてあったと思う。
自白があったとしても、その確認?ウラヅケ?ですか、やった方がお互いの為のようですよね。
この映画のシナリオ本ですか、もっともわかりやすい解説付きで欲しいかも。日本の司法の現状ですよね。