★日進市岩崎地区
名古屋市営地下鉄鶴舞線平針駅。
ここを中心に平針の町が発展している。
名古屋市民にとっては、「平針運転免許試験場」への最寄駅。
免許の更新でお世話になっているところだね。
この辺り、もともとは飯田街道の平針宿で、かつての中心は現在の地下鉄駅より南側、名古屋記念病院を超え、平針保育園(秀伝寺)の辺りだったかと思われる。
この平針保育園のある交差点を東西に横切るのが、旧飯田街道。
名古屋城下の札の辻(名古屋市中区丸の内)に端を発し、ほぼ国道153に沿う形で、吹上・八事・植田を通って、ここ平針が最初の宿場町だったそうな。
そして長野県の飯田まで繋がっていたんだね。
飯田街道も非常に興味あって、一部は通勤ランでも走ったりしてるけど、またの機会にするとして。
この平針駅の北東のはずれにあるのが、「龍淵寺」。
実はその手前の小川で、名古屋市天白区から日進市に変わっている。
創建は1573(天正元)年、丹羽信秀なる人物によるものらしい。
すぐ近くに「赤池城址」があるけど、その赤池城の城主だったらしい。
さらに云うと、丹羽信秀さん、岩崎城(日進市岩崎町)を中心に繁栄した「岩崎丹羽氏」の一派、ということらしい。
龍淵寺の前の道が、いかにも旧道らしい雰囲気がある。
ここからは1本道だから、迷うことないんだよ。
地下鉄駅の近くなのに、何やら見通し良く、のどかな風景だ。
国道153号は交差してそのまま直進。
(信号ないから、迂回して信号渡ってね♪)
梅森地区の住宅街を走る。
微妙なうねりは明らかに旧道の雰囲気。
県道219号も交差して、そのまま直進。
ここからがまた静かな旧道らしいところなんだよね。
すぐ左手を、県道221号が走る。
信号もしばらくない区間で、車もかなり飛ばす区間なんだけどね。
その1本南に入っただけで、こんなに静かってのも不思議だ。
しばらく快調に走ると「岩崎西田」の交差点に出る。
ここを斜めに横切り、県道221を走る形になる。
「岩崎神明」の交差点に突き当たり、右折する。
高針街道に合流したことになるわけだ。
名古屋市中区に端を発し、高針宿を通って岩崎城下を通る高針街道。
まさに名古屋の東西の大幹線「広小路通」の母体となった道だけに、これまた魅力を感じるけれど、またの機会にしよう。
「岩崎」の交差点。
見上げればそこには、丹羽氏の拠点だった、「岩崎城」が聳え立っている。
小高い丘の上にある典型的な平山城。
折角だから、丘の上まで行き、間近に岩崎城を見てみよう。
結構な起伏走の練習になる。
再び丘を降り、「岩崎」交差点から東に向かうと、公民館の前で分岐する、いかにも旧道らしき道がある。
道なりに走ると「岩崎橋」を渡り、そのまま南東に進む、くねくねした道がある。
これが旧高針街道かな?
藤島地区へと繋がっている。
でもまぁキリないからさ、この辺りで引き返すことにする。
家からだとちょっと長めのジョグになるし、植田駅近くの天白スポーツセンタ発着でも手頃なLSDになる、歴史を感じるコースなのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます