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久々の期待大ホラー

2016-02-11 22:42:54 | ホラー
予告編を見てから、ずっとずっと心待ちにしていた映画がやっと公開!
ウキウキしながら観に行ってきました!(*^-^*)



『残穢ー住んではいけない部屋ー』

ジワリジワリ系の心霊ホラー大好き人間としては絶対好みの作品に違いないと、そりゃあもうこの日をどんなに楽しみにしていたか!

あ、おそらくネタバレがあると思うので、これからご覧になる方、小説をお読みになる方はここまでで!(≧人≦)




↓絶対読んじゃダメなんだからね!!!






…うん。
勝手に期待し過ぎてたのでしょうか。
これを完全ホラーと捉えてしまったのがいけなかったのでしょうか。
今まで、散々ホラーを見過ぎてきてしまったのでしょうか。

結論としては「う~ん…」という微妙さ。
怪現象の起きる部屋のルーツを辿るだけで終わってしまった感。
それ自体はとても面白いんだけど、何だろなぁ。
とてつもなく恐ろしい状況に巻き込まれてるはずなのに、そう感じられない。
登場人物達の反応があまりにも淡々とし過ぎていて、一緒に恐怖を共有出来ない。
結末も考えてみれば、この上なく嫌な展開なのに、これから起きるであろう恐怖の連鎖に対する追い詰められ感が薄くて終始単調(←この辺「リング」とか最高だった!)
何もないはずの場所を子供がジッと見上げてたり、人の気配を察知して勝手に明かりが点く新居の照明が誰もいないのに反応したり…という些細な怪現象で充分怖がれる私なのに、それも描かれ方次第なんだなぁ。
霊らしきモノも実体を見せない描写のまま終わって良かったのに、連鎖の原因となった霊だけは「ソレ」っぽく姿を出しちゃうから、そこだけ妙にリアルさに欠けてしまって…
個人的な思いだけど、霊側(?)にしがらみのある中でもどうにもならない事がたまらなく怖いんですよ、私。
「リング」で言えば「ダビングして見せれば襲われない」
「呪怨」で言えば「その家に入りさえしなければ襲われない」
それでも逃げられない理不尽な恐怖がたまらなく嫌で好きなんだけど、今回は何でもあり、何してもどこに行っても祟られるという節操のなさもちょっと気に入らなくて(笑)
あぁ、何かいろいろ勿体ないなぁ!(≧д≦)
ミステリーとしてもホラーとしても中途半端。
劇場ではこの作品、猛烈プッシュな印象だったけど、私個人の感想としては「物足りなかった」ってところでしょうか…!(=ω=)
そのためか、新宿にある「なぞともCafe」で開催中の『残穢』とのコラボの謎ときアトラクション『残穢ー開けてはいけない匣ー』にチャレンジする計画すらウッカリ忘れて帰るという…Σ( ̄∇ ̄;)

それにしても、過去を遡れば何かしらの思いを残して「誰も死んでない」場所なんて、この世界にどこにもないわけだから、そういう意味ではどこも事故物件と変わらないんだよね~(;^_^A




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