一緒に逃げてもいいのかな？展

「行っとかなきゃ」と思っていた展示イベントへやっと行けました。

『いっしょに逃げてもいいのかな？展』

三軒茶屋キャロットタワー３Ｆの「生活工房ギャラリー』で行われています。
奇しくもこのイベント開催直前に起きた熊本地震。
動物を飼っている者として、人ごとではありません。
想像してた以上に狭い展示エリアでしたけど、ペットと避難する事への知識を持っていない一般人には、災害時に起こりうるであろう様々な問題や取り組み、防災グッズの提案など、とてもわかりやすい内容になっていたと思います。

今『同行避難』という言葉の定義が物議を醸してますよね。
この展覧会のタイトル通り、ペットと一緒に避難所へ逃げてもいいんです。
それは国も認めています。
でも、避難所で人間とペットが一緒の空間で生活出来るとは限らない。
ニオイや糞尿などの問題、動物が嫌いな人やアレルギーのある人との問題で、人間とペットは生活エリアを分けられてしまうかもしれない。
それでも、決して家にペットを置き去りにしてはいけない。
福島の悲劇を繰り返さないためにも、とにかく一緒に逃げることが先決！
お互いが生きてさえいれば、きっと一緒になれる日が来る。
死んでしまったり、はぐれてしまえば、これはもう取り返しがつきません。
そのために、飼い主がペットのために日頃からどう備えておけばいいのか、その知識さえ少しでも持っていればだいぶ違うと思います。
少しずつでも自治体や行政がペットとの避難に際して動いてくれるようになったのは喜ばしい事。

私が家を空ける時間が多い上に、うちの２匹は高齢だし、人見知りは激しいし、キャリーケースは嫌いだし、鳴き声もうるさいし、正直、例え一緒に避難所に逃げられたとしてもどれだけのストレスを猫にも周りの人にも与えてしまうんだろうと不安でなりません。
それでも、さちと小次郎（＋母）を守れるのは私だけ。
２匹を悲しい形で失わないためにも、動物保護の素人にとっては、こういう展覧会が行われる事はとてもありがたいです。
５月２２日（日）まで開催しています。
災害が起きてから後悔するのではなく、今からあらゆる面での備えを心掛けておかなくちゃ！

せっかくキャロットタワーに来たので、２６Ｆの展望ロビーへ。

あ～ん、前日はとっても晴れていたのに～
この真正面にどうやら富士山が見えるようなんですが、今回もまたフラれました…！(ＴωＴ)

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