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遺産になんてしてはいけない!

2016-09-19 18:55:35 | 写真展
久しぶりに六本木のミッドタウンへ写真展を観に行きました。



フジフイルムスクエア企画写真展
『世界動物遺産』
最後の一頭に、してなるものか。

現在、地球上で確認されている生物は約170万種。
そのうちの2万以上もの生物が絶滅危惧種とされ、毎年50種というスピードで絶滅しているそうです。
絶滅とは、この地球上からその生物が消えてしまうこと。
子孫を残せなくなるという意味では、オスなりメスなりどちらかがゼロになった時点で、もう絶滅という事ですよね…(TωT)
だから数年前、100歳まで生きた最後のピンタゾウガメのオス「ロンサム・ジョージ」が死んだ時のニュースは衝撃的でした。
そのジョージを始め、動物園で身近に感じていたライオンやゾウやサイまでがレッドリストに記載されてしまっている現実は、かなり深刻だと思います。
動物たちの写真パネルの解説には、アルファベットが表記されていて、それは絶滅の危険度のカテゴリーを表しているんだとか。

「EX」=「絶滅」
残っている写真でしか見られなくなった動物ですね。

「EW」=「野生絶滅」
野生としての生存は見られず、人間が飼育している動物のみが存在している状態。

「CR」=「絶滅危惧」
絶滅の危険性が最も高い状態。

…などなど、8つのカテゴリーに分けられて紹介されていました。
具体的な生息数も記載されているので、そのカテゴリーのアルファベットの意味を知った上で見ると「これは相当マズいんじゃないの!?」と現実的な危機感に襲われます。
環境破壊・温暖化・公害・乱獲・密猟・外来種。
絶滅へのカウントダウンに大きく関わる人間の行為。
同じ生態系の中で育まれているはずの「人間」という、たった1種の生物によって、何万という他の生物がハイスピードで姿を消しているのです。
動物だけではなく植物も入れたら、相当な数の絶滅危惧種が存在するんでしょうね…(≧ω≦)

約100点にも及ぶ写真は、名カメラマンさん達による素晴らしいモノばかり!
生死を懸けた残酷な生存競争、オスが必死に奮闘する求愛、独特な進化を遂げた命の宝庫・ガラパゴス諸島、心和む愛らしい親子の絆、絶滅を阻止するために尽力する人々…様々な観点から、地球が必要として産み出したはずのかけがえのない命の大切さと、それを失う恐ろしさを改めて感じました。
人間も生物多様性の重要性をもっと本気で考えないといけませんね。
他の動植物の絶滅は、いずれ人間の絶滅に繋がるのですから。

会場は撮影禁止ですが、唯一「むしろポーズを取って撮影してください」コーナーがありまして。



岩合光昭さんが撮影したホッキョクグマ。
なんて素敵な写真なんでしょう!(≧∇≦)
これは記念に撮らなくっちゃ!

とりあえず肩にホッキョクグマの手を添えてもらってる風で…



あ、あれ…
何だか昔のふかわりょうのネタポーズみたいになっちゃった…!(;^_^A
撮り直し。



アゴを「よしよし」ってしてみた。
うん…悪くはないけど、もっと…こう…密着している感じが理想なんだよね〜
撮り直し。



おぉ!
ホッキョクグマに抱かれてる感じがいいんじゃない!?(*´∇`*)
大満足!

野生のホッキョクグマを実際に見ることは望まないけど、将来この地球上から姿を消すなんてことがありませんように!(≧人≦)

9月28日までやってます。
入場無料ですので、ぜひ多くの方に観に行っていただけたらと思います (*^-^*)





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